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吉田先生 ページ5

私「なんで?私はあの先生を信用していた。生徒に手を出すような人じゃないはずなのに。」


暗い部屋の中で私は呟く


返事は決まってる。もちろんNOだ。


私が気にしたいのはそこではなく、吉田先生が本当は汚い大人なんじゃないかと思った。


ーーーー翌朝ーーーー

私「おはよぉ」


彩香「あ!おはー!なんか…今日も元気ないね」


流石に「先生に告白された!」とは言えない


私「お母さんと喧嘩しちゃった笑」


彩香「なーんだ。そんな事?子供か笑」


キーンコーンカーンコーン

先生「おはようございます」


生徒「おはようございます」


私(今日…返事しなくちゃ)

ーーーー昼休みーーーー

彩香「あきなー。行こー?」


私「うん!あ……待って!今日は用事あるから1人で食べる!」


せっかく彩香が誘ってくれたが、今日は仕方がない。


重い足取りで先生の所へ向かう


ガラガラ


私「失礼しまーす」


先生「……はい」


空気が重い


先生「さとうさん。返事を…お願いします」


私「はい……答えは…NO…です。」


先生「……!」


吉田先生は「なぜ!?」と言いたげな表情を浮かべている


私「先生が生徒に手を出すなんて…ダメですよ」


先生「でも!恋人として見れば!」


私「ダメです」


バン!


私「…………」


先生「僕は君しか見れないんだよ!」


私は人生初の壁ドンを味わった


最悪だ。


私「…………」


苦すぎる。


私「…………」


こんなに苦い人に人生初の壁ドン…?


私「教育委員会に訴えますよ」


先生「……あなたは男遊びをしているんでしょう?ならば誰だっていいじゃないですか。」


私は……誰だっていいなんて思ってない


私は先生を押し倒し、


私「あなたを恋人としては見れません。あなたのような……クズと。」


教師を上から見下ろす事になるとは思わなかった。


こんな事をされたら人は屈辱で人を嫌いになるはずだ。


なのになぜ


男は顔を赤らめてこちらを見ている


私はすぐに分かった。


私「あなたのようなドMに関わっている暇はありません。失礼しました。」


ガラガラ


あいつはどうしようもない。


私はあいつがやっぱり嫌いだ


6話に続く

謎の女→←学校



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- ハッピーシュガーライフ見てますか? (2020年8月17日 5時) (レス) id: 6b57933b8e (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 英華さん» 使わせて頂きやすぅ!!!!! (2019年7月28日 17時) (レス) id: 7ef1b06cfc (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 英華さん» おぅ!ありがとう!さとうは、シンプルに「佐藤」にしようと思うんだけど、あきなの由来とかってある?? (2019年7月28日 17時) (レス) id: 7ef1b06cfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月25日 0時

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