女子の闇

店長、終了 ページ3

店長｢……何よ…それ！なんなのよ！動画なんてただの盗撮！卑怯よ！｣


卑怯……？卑怯…か。へぇ。そっかぁ


私｢卑怯……ね。 お言葉ですが今からあなたは地獄行きかも知れませんよ？｣


店長｢卑怯者！｣


私｢まだ言いますか……ご忠告は…しましたよ？｣


店長｢うるさい！うるさい！この卑怯者！｣


バン！


私は力いっぱい机を叩いた


そして


私｢どっちが卑怯なんですか！？あなたがちやほやされていた？私のせいでその座が取られた！？ふざけんな！｣


店長は唖然。言葉が出てこない


私は店長の胸ぐらを掴んで言った


【年下だと思って舐めんな！】


店長｢………………｣


血眼(ちまなこ)になって怒鳴る私と、涙目になるこの女。


店長｢………………｣


店長から言葉は出てこなかった。開いた口が塞がらないとは、まさにこういう事だ。


私は怖いくらいに冷静に。でも、殺気を隠さずにトドメを刺した。


私｢何とか言ってみたらどうですか｣


店長｢…………す｣


私｢はぁ？｣


店長｢す……すみま…せんでした……｣


屈辱なのだろう。年下の新人にこんな事を言われて。でも、言い返す言葉がなくて。


悔しかったんだろうな


私｢失礼しました｣


ガチャ


私は大きなため息を1つ付き、メイクをして仕事をした。


何もなかったかのように。


数日しか働けなかったが、私はその場をすぐにやめた。


私がやめた理由は店長のせいだと言うことを誰かが言いふらし、店長も結果お店をやめた。


私｢また新しいバイト…探さなきゃな｣




こうして私と店長のくだらない言い争いは終わりを告げた。


4話へ続く

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