女子の闇

休日 ページ16

今日はバイトが休みの日


学校もバイトもないとなれば、だいぶ暇だ


私｢何か面白いことないかなー｣


ベッドの上で独り言を言っていると、ユキ姉さんからメールが来た


ユキ【今空いてるー？(*´ω｀*)】


私【はい、空いてますよ( ˙꒳˙ )👍✨】


ユキ【あのさー、今から一緒にご飯どう？】


ユキ姉さんからのお誘い！


私｢はい！行きたいです！｣


ユキ｢じゃあレストランで集合ね｣


プライベートのユキ姉さん。どんな私服だろう


きっと可愛いんだろうなぁ…


ーーーーレストランーーーー

私(ユキ姉さん…もう来てるかな？)


店内でキョロキョロしている私に


ユキ｢ここだよー！｣


私｢あっ、ユキ姉さん！｣


私(…！なんて綺麗な人なの！)


仕事場ではポニーテールのユキ姉さん。


でも髪をおろして、ピアスとチョーカー。


服は夏っぽい色の服。


あぁ。こんなに美しい人…見たことないな…


ユキ｢どうしたの？ぼーっとしてるわよ？｣


私｢はっ！あぁ…いや。大丈夫です！｣


ユキ｢そう？ふふ｣


私｢ユキ姉さん、失礼ですけど……彼氏って…いますか？｣


ユキ｢ふふ笑。急に？私はね、彼氏はいないの｣


私｢えええええぇ！！？？｣


ユキ｢そんなに驚く？笑｣


私｢だってだって！こんなに大人っぽくて美人なユキ姉さんに彼氏がいないだなんて！｣


ユキ｢褒めすぎよ(*´ω｀*)｣


本当に楽しいひと時だった


私は裕福感に浸り、帰宅した


ただ、不安もあった。


私の犯行がユキ姉さんにバレた時


どうなってしまうだろう


信頼を失い、私から遠くなっていく


汚物の様な目で私を見て、目を背けるかもしれない


そんなリスクを負いながらする仕事は


はかどらない物だ


何としても隠し通さなければならない


何としても……


17話へ続く

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