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帰ってきたあの女 ページ7

私「何をするの!」


?「まあまあ。見てれば分かるわよ」


私は嫌な予感しかしなかった


?「さようなら。親友さん」


バン!


耳に残る音と共に赤い液体が宙を舞う



私「…………あ…あ…あ…」


?「アハハハハハハハハハハハハハ!」


私「彩香ぁぁぁ!!!!????」


私は目を見開いて叫んだ


?「その顔よ!この顔が見たかったのよ!」


女は不気味な笑みを浮かべてフードをとった


そこに立っていたのは


かつて私が口喧嘩をした


店長だった。


私「店……長…」


この時、私の大切な何かを失った。


私「ふざけるな……」


店長「なんて?笑」


私「ふざけるなぁ!!!!」


私の全てが狂い、殺気がおさまらなかった


そして私はやってしまった


ヤッテシマッタ


殺ってしまった


店長の背中には大きな赤い薔薇が1輪咲いた


そして私はその亡骸(なきがら)を放置して


彩香の所へ駆け寄った


私「彩香…彩香…ごめんなさい……。私のせいで…私のせいで!」


そしてナイフを私の胸元に刺そうとしたその時


彩香「や……めて…」


!?


私は彩香に目をやった


すると彩香はまだ息をしていた


私「彩香!」


彩香「死んじゃ…やだよ?あきなは…私の……分まで…生きなきゃ…ね?」


私「彩香!!」


彩香「次にあった時は…私が知らなかった事…いっぱい…教えて…ね。そして…また一緒にお昼ご飯…食べよ?」


私「…………泣」


彩香「あはは……泣いちゃ…駄目だよ…。いっぱい…教えて欲しい…から、慌てて…会いに来ちゃ…駄目…だよ?」


私は大粒の涙を拭って笑顔を見せた。


彩香「素敵な笑顔……。そろそろ行くね…バイバイ……」


私「彩香ぁぁ!!!!!!!!!」


こうして私達の会話は無くなった。


私「…………2人の死体…どうしよう」


8話へ続く

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- ハッピーシュガーライフ見てますか? (2020年8月17日 5時) (レス) id: 6b57933b8e (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 英華さん» 使わせて頂きやすぅ!!!!! (2019年7月28日 17時) (レス) id: 7ef1b06cfc (このIDを非表示/違反報告)
美海(プロフ) - 英華さん» おぅ!ありがとう!さとうは、シンプルに「佐藤」にしようと思うんだけど、あきなの由来とかってある?? (2019年7月28日 17時) (レス) id: 7ef1b06cfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美海 | 作成日時:2019年7月25日 0時

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