誤解が解けてみた ページ46
(味方だった数名の助力により敵だった数名の誤解が解けた話)
前回の続
グルッぺン
グ「すまない、遅なった」
幹部だったアイツに剣を突き刺した彼は、心底申し訳なさそうな表情で貴方の方を向いた
解放されるという安心感と、突然のことに腰が抜ければ
彼が慌てて貴方と目線を合わせ挙動不審になっていた
『…ありがとう』「当たり前やろ」
そっと抱き締められる。
ああやっと、私は
トントン
ト「ホンマにごめんな、あんなことして…」
彼は総統の命令でアイツの味方をしていたらしい
とはいえ貴方に対して半信半疑だったらしく、誤解が解けた今目を合わせることが出来ない様子
『久々にあの量の書類したな』
「うっ、ほんますまんかった」
皮肉でつつけば歪んだ顔。
彼と砕けた会話を出来る日常が戻ってきたのか。そう思えば自然と頬が綻んで、貴方は『いいよ』と笑った
鬱先生
鬱「ごめん、俺、合わせる顔ない」
貴方を敵と視認していた一人である彼
蔑んでたと思えないような震えた声色がドアの向こうから聞こえる
傷付けてしまった事、信じれなかった事、それら全てが申し訳なくて、自分自身を許せなくて部屋に閉じこもっていた。
『大先生、抱き締めてよ…』
「っ、狡いわ、そんなん」
怒鳴ってくれ、罵ってくれ、そうしてくれた方がどれだけマシか。彼はゆっくりドアを開け、泣き腫らした酷い顔のまま貴方を抱き締めた。
ゾム
ゾ「うーん、お礼…それやったら、今日はずっと一緒におってや」
味方でいてくれた事が本当に嬉しくて彼に問えば、それだけの望みと共に頬に擦寄ってきた。
そんなんでええの？と聞けば「それがええ」と心底幸せそう
彼にとっては当たり前のことをしただけ
貴方が耐えてくれたからこそ今があるのだから
シャオロン
ｼｬ「俺は信じとったからな〜ホンマやで!?」
誇らしげにする彼にジト目を送れば慌てふためく姿が。
泣きそうな顔で縋りついてきたのはどこの誰か
「でもホンマ、よかった」
やっと自然に笑えるようになった貴方を見て、彼はそっと頬を撫でた。貴方が笑って過ごせることが何より一番。
戻ってきた平穏がずっと続けばいいと願って、彼は貴方の首元に顔を埋めた。
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琴葉(プロフ) - 逆音つらら@ちゃげっ娘。さん» こちらこそ、ずっと読んでくれててありがとう！！コメントくるたび私もニコニコしてたよ…！本当に、長く書き続けてしまったけど、見守ってくれてて本当にありがとう！これからもよろしくね！ (2022年4月25日 21時) (
レス) @page50 id: bc3093acc5 (このIDを非表示/違反報告)
逆音つらら@ちゃげっ娘。(プロフ) - 長い間お疲れ様！！琴葉ちゃんの書くみんなが大好きで堪らんかった！毎回更新される度にニコニコしながら読んでた。最後の話めっちゃ好きありがとう...; ;改めてお疲れ様。長文失礼！ (2022年4月25日 20時) (レス) @page50 id: 7d70168393 (このIDを非表示/違反報告)
夜雫(プロフ) - 琴葉さん» 全然！むしろお願いしますm(_ _)m わたしほんとに主様の文が好きなんですよ！どうかよろしくお願いします！ (2022年4月21日 19時) (レス) id: 1708361fbd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 夜雫さん» ｳｯｯｯやっぱり見たいですよね…私も書きたいです…嬉しいお言葉ありがとうございます…！余白的にしてみたでしたら書けるのですが、それでもよろしいでしょうか… (2022年4月21日 17時) (レス) id: bc3093acc5 (このIDを非表示/違反報告)
夜雫(プロフ) - 胸:糞のやつ最後まで見たいです。文が毎回毎回知性を滅茶苦茶に感じる綺麗な文でほんとに好きです (2022年4月20日 22時) (レス) @page46 id: 1708361fbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2019年9月12日 0時
