父の日のプレゼント（後編） ページ49
『自宅から？』
（人3）の元に届いた封筒。
その封筒には、四角いケースのような物が入っているようだ。
『（人1）からの手紙…懐かしいな(o^^o)』
封を開けると、
まず手に取ったのは（人1）からの手紙。
『クタクタになったって…すぐ場面がわかるよ^ ^』
手紙を読みながら、笑い出す（人3）。
『あれ？
なんだろう…最後の方の文章。』
奇妙に空いた二行。
（人3）は、手紙を光に当てた。
『…。
ほんと、甘えるのが下手。』
うっすらと読み取った文字。
これが彼女の本音だと悟った。
『もうすぐ帰るからな…。』
そう呟いて、カセットテープを取り出した。
（人3）はスタッフから再生機器を借りてくると、一人画面を見つめた。
♦♦♦
『パパ、おでんわ こないね(´･_･`)』
『そうだね…。
そろそろ、プレゼントが届いた頃だと…』
そんな事を言いかけたとき…
『翔？』
『パパヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ』
『プレゼント、ありがとうな^ ^
自転車の練習、沢山したんだよな^ ^』
『あいっ！』
『すごく、嬉しかったよ( ^ω^ )』
『やっちゃー*(^o^)/*』
『翔？
今日はもう遅いから、お布団に行くんだ。
行けるか？』
『あいっ！
おやしゅみ、パパヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ』
『おやすみ( ^ω^ )』
（人1）は翔を連れて、布団へ行こうとした時…
『（人1）。』
『なぁに？』
『愛華はもう寝てるよな？』
『寝てるよ(^ ^)』
『翔を寝かせたら、再度連絡もらえるか？
二人で話したい事がある…から。』
真面目に話す（人3）に、疑問を抱く（人1）。
『分かった(^ ^) また連絡するね？』
♦♦♦
『（人4）、遅くなっちゃった。今、大丈夫？』
『ああ。…あのビデオテープ、見たよ。』
『翔、頑張ったでしょ？^ ^』
（人1）は喜んでくれると思っていた。が…
『あれ撮影したのって、杉村先生？
なんで、他の男な訳！？
撮影するなら…練習をみるなら…お義父さんでもいいじゃん！』
『（人4）…？』
『翔…杉村先生に大分懐いてるみたいだね。』
『（人4）？ちょっと待って？
確かに撮影したのは杉村先生だけど、あれは保育園の行事で…』
『…ごめん。』
（人1）の頬に涙が伝っていた。
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まりん(プロフ) - 探したら違うところにありました！シリーズとしては別のものみたいになってしまっていますが最初から読んでみますね！！本当にすみませんでした！ (2016年6月4日 21時) (
レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 最初から読みたいのですが…。part4からしか無いのですが、もう読めないのですか？封印状態やめてください。お願いします〜 (2016年6月4日 21時) (レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 梨央さん、コメントありがとうございます！これは、私の処女作品なんですが、そこまでお褒め頂いて、凄く嬉しいです(*^^*)今書いている作品が落ち着き次第、投稿出来たらと思います^ ^ (2015年11月30日 16時) (レス) id: a92accdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
梨央 - すっごく素敵な話で２時間くらい夢中で一気に読んでしまいました( ´ ▽ ` )ﾉ続き楽しみにしてます！！！！！ (2015年11月29日 3時) (レス) id: 035926c0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2015年10月28日 22時
