今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:2,534 hit
小|中|大
・ ページ37
二階につくとオルゴールの音はさらに大きくなっている。
ユウは耳を澄ましながらオルゴールがある場所を探す。
なんとなく見つけなければいかなければいけない気がしたからだ。
一歩足を踏み出した瞬間、ユウはある違和感に気が付き足を止めた。
――何かを引きずっているような音がする
ユウは少女に追いかけられた時のことを思い出す。
あの時、少女を見つける少し前、何かを引きずっているような音がした。
だとしたら今彼女は二階にいる…?
さぁっと血の気が引き、体が震えだし、脳が警鐘を鳴らす。
だが迷っている間もその音は鳴りやまず、あろうことかユウに近づいてくる。
今ユウの近くには隠れられる部屋がない。
じゃあどうすれば…?
「蟇ゅ@縺?h縺俄?ヲ縺ゥ縺薙↓陦後▲縺溘?縺俄?ヲ」
ノイズ交じりの声が、聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年4月9日 22時