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実習その2 ページ6

「はーい集合」と五条先生が手をたたいて呼ぶから集合した。
「そこの二人は引き続き鍛錬してもらって棘ご指名
君に適任の呪いだちゃちゃっと祓っておいで」「しゃけ」「Aもご指名だ、行っておいで」
「え、先生またですか?」まぁ行ってきますけど...と悪態をつきながら行った。

「ご指名...」「棘とAは一年で唯一の二級術師と準一級術師だ 単独での活動も許されてんの」パンダの説明に乙骨は「へぇ〜凄いなぁ」と言ってくるが、そんなことない。私は...



私は...?

「A!どうした?行っておいで?」と五条先生が私の顔を覗き込んで言う。「あっ...ボーってしてました。行ってきます。次から気を付けます。」と一言残し、私は走り去っていく。
だって、きっと私は今、とても酷い顔をしているだろうから。






「共食法術 蟲毒」補助監督の吉村さんと任務場所に着いた私は壺を掲げ、呪霊共を壺に吸い込んでいく。今回の任務の呪霊は二級で、とても数が多い。「変な面しやがってよォ...」私の壺に入りこんだら終わりって聞いてないのかよ。

「手ごたえ無えなぁ」呪霊共を詰め終わり、私は蓋に呪力を込めた。「よし、」と補助監督の吉村さんの所に戻ろうとしても、帳が開かないことに気づく。「はー、そういう事かよ」

「いるんだろ?来いよオラ」と言って後ろを振り向くと、大きな口を開いた呪霊が私の方に高速で向かってきた。横に飛んで躱す。呪霊は帳に突っ込むが、帳は割れない。

「硬ぇだろ、吉村さんの帳」そう言ってソードブレイカーを袋から出して袋を捨てる。
持ち直すと呪霊が突っ込んできた。上に飛んで躱し、呪霊が止まっているところに落ちる。
そして突き刺す。「
ギャアアアアアあああああああああああああああ」と捌かれている時の魚のように横に体を呪霊が動かす「おっと、落ちちゃうだろ?」そう言って呪力を込めて大きく切ると、帳が上がった。
「あ、コイツ壺に入れればよかった」と、惜しむ声をあげながら吉村さんの所に戻ろうとすると、「あれ?吉村さん?」吉村さんの血と臓物が地面に散らばっていた。






暗転
その後の事は、途中懐かしい呪力を感じたことも覚えていない。

昔の記憶→←実習



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設定タグ:呪術廻戦0 , 夏油傑 , 仄暗廻   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:仄暗廻 | 作成日時:2023年1月18日 23時

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