実習 ページ5
五条先生の引率で実習の小学校に来た。まぁ、真希の事だし何とかなるでしょう。私はそう思って校門前で待つことにした。そして帳が降ろされた。「ふぁぁ...」寝不足だろうか。 「A、寝不足？少し休んでたら？」「起こさないでくださいね。」休めと言ってもらえたので、目を閉じて帳にもたれかかった。
どれ位経ったのだろうか。
目を開かなくても分かる。凄い力を帳の中から感じた。私をの力でも里香に敵わないだろう。「凄まじいね これが特級過呪怨霊折本里香の全容か」女は怖いねぇ、と先生が言うもんだから、先生。と呆れた声がでる。
帳が開く
「おかえり頑張ったね」
地面に乙骨や行方不明の子供達、真希が倒れる。「乙骨、やるじゃん」今度何か奢ってやろうと思った。
そして病院で真希の部屋に居る。横になった真希を見て思う。兄ちゃんも、こんな気持ちだったのかな...いや、アイツはもう、兄ちゃんじゃない。私の家族は、硝子姉さんだけだ。でも...と考える邪魔な思考を辞めた。
真希が乙骨体術訓練をしてる。私は棘とパンダ、先生と駄弁っていた。
「憂太が高専にきて３か月か かなり動けるようになってきたな」「しゃけ」「性格も前向きになったよねぇ」「そだね〜」「すじこ」「確かに真希も楽しそうだ 今まで武具同士の立ち合いってあんまなかっ...」天啓とパンダが叫んだ。「どしたの」と聞く私とは裏腹に、真剣な顔もちで乙骨を呼ぶ「憂太ァ‼!ちょっと来い‼カマン‼」「どうしたのパンダ君」と乙骨が走ってくる。「超大事な話だ‼心して聞け‼ オマエ巨乳派？微乳派？」と聞いた。
今聞くことか？
あーほら、乙骨も「今⁉？」って顔してるじゃん「あんまり気にしたことないんだけど...」「ふんふん」「人並みに大きいのは好きかと...」「ほっほーう」「真希‼」「あ？」「脈ありデース」とパンダが丸を作った。
「ちょ、ぱんだおま、それはみんなの前で言ってやったら可哀想だろう！こういうのはプライベートな問題だから...ふっ」と言う。
「何勘違いしてんだ殺すぞ!!!何Aお前も笑ってんだ！！」「照れんなや！！小学生か！！」「おーし殺す！！ワシントン条約とか関係ねぇかんな！！！」
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作者名：仄暗廻 | 作成日時：2023年1月18日 23時
