20話 未来 ページ22
uz「なあ、お前らっていつまでそうなの?」
夜中に通話していたら、突然うっしーがそんなことを言い出した。
お前らって、俺とAのことだよな?
ky「なにが?」
uz「いっつもイチャイチャしてるけどさあ、ずっとそのまんまなのってことだよ」
ずっとそのまま?
一緒に居たいとは思ってるけど、そういう話でもなさそうだな。
どういう意味だ?
…まさか、別れろって意味ではねぇよな??
もしそうだったら潰s(
ky「なんか回りくどい」
uz「あ〜…じゃあはっきり言うわ。お前らさあ…
結婚、しねぇの?」
ky「…え」
けっ…こん…??
…
ああ、“結婚”か。
ky「もうしてるつもりになってたわ」
uz「え、そうなの…!?」
ky「だってさあ、ずっと一緒に居るし、同じ家に住んでるし…感覚的にはもうしてるつもりだったもん」
uz「それでいいのかほんとに…w」
うーん…
まあ、言われてみれば、たしかにそうだな。
結婚…結婚かあ。
毎日プロポーズみたいなのしてるし、実質もうしてるようなもんなんだよな。
でも、やっぱこういうのは蔑ろにするべきじゃねぇし…
ky「Aはどう思ってんだろ」
uz「そーだな…それは俺にはわかんねぇけど、キヨはどうなの」
ky「俺?俺は…Aと一緒にいられるんならなんでもいい。覚悟だってもちろんあるし、なにがあっても守る」
uz「おお…」
ky「なに、なんか変?」
uz「いや、案外しっかりしてんだなーって」
ky「なんだそれ。俺そんな頼りないイメージなの?」
uz「いや、もっといい加減なのかと思って。ちゃんとしてて安心したわ」
ky「余計なお世話だ…w」
こう見えても、やるべきことはちゃんとやってるからな?
出来ないことは出来ないって投げ出してきた人生だけど。
まあ、Aがしっかりしてるから、俺だけがいい加減になるわけにもいかねぇし!
uz「とにかく、そんだけ覚悟とかもあるんなら尚更、結婚っていうのも視野に入れとけば?」
ky「おう…そうするわ。なんかありがとなうっしー」
uz「ん。あくまでも提案だからな」
ky「わかってるって!」
結婚…そうか、そういう選択肢もあるんだった。
俺はAとどんな人生を送ることになるんだろうなー…
いろんな未来を想像していると、これからの生活が楽しみになってきた。
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nait@(プロフ) - 妄想中気がついたらときどき(( (2018年1月2日 22時) (レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶@こたぬき(プロフ) - あるんですかwww (2018年1月2日 21時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
nait@(プロフ) - えええ...それ私もたまにあります(( (2018年1月2日 21時) (レス) id: 6c9f325caa (このIDを非表示/違反報告)
夢叶@こたぬき(プロフ) - いえいえ!…ふと下を見ると謎の液体(よだれ)ガガガガガ (2018年1月2日 13時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
nait@(プロフ) - ア...ありがとうございます(*´∀`*)亀更新ですが読めるところまで読んでくださると嬉しいです... (2018年1月2日 13時) (レス) id: 6c9f325caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nait | 作成日時:2017年9月25日 2時