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その12 動物に嫌われる奴って可哀想だよネ ページ10

「あばよ」


そう言ってウルに斬りかかった。
誰もが死ぬだろうと思っていた。


しかしその刀が止まったのだ。

バシーーン!!!



Aがすぐ手の近くにあったおぼんによって



「な⁈」


突然の防御に驚く土方

だがそれだけではない。


挟み止められた刀が全く動かないのだ。


『ったく、土方さん乱暴すぎですよ。ウルが警戒しちゃうでしょ?』


全「『………………ウル?」


見てみれば土方達のところへ向かって走ってきたウルはいつの間にかAの足元にいた。

まるで母親にしがみつく子供のように





_______________________
_________



「「忘れてたぁぁぁあ?!!」」


『うん、ごめんネ。』


反省の色が見えない声で謝るAに土方はもちろん他の隊士達も呆れていた。こんな医者で大丈夫なのかと。


「いやー驚いたよ?俺が食べようとしたらいきなりこの子が襲いかかって来るからさぁ」


「ゴリラだと思ったからじゃないですか?」


「え?」



『ということでこの子諸々よろしくネ。』




「よろしくじゃねぇよ。コイツのせいで食堂が散らかったじゃねぇかよ!!それにそんな大きなものを置く場所なんてここにはねぇよ。」



『え?あるじゃん。ここの庭とか。だってさっき誰だっけ?えっと、なんか地味な奴が変な棒で素振りしてたよ?それでもダメなの?』




「山崎ィィィィイイイイ!!!!!!!!!」


「いいじゃねぇですか土方さん。こいつァどっかの野良犬より愛嬌がありやすぜ」


「…」



ガブッ

「……………」
「…………ざまぁ」



ウルの毛並みを触ろうとした土方の右手をウルが噛んだ。



「いっっっってェェェェエエエエエ!!!!!!
離しやがれコイツッ!!!!!!」



『土方さんあまり暴れないでヨ。うちのウルは本気で噛むと岩だって噛み砕けれるんだから』



「それを早く言えェェェエエエ!!!!!!」


土方の叫びは屯所全体に響き渡り、寝床が決まるまで離してはくれなかった。





動 物 に 嫌 わ れ る 奴 っ て可 哀 想 だ よ ネ

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設定タグ:原作沿い , 夜兎姉 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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美咲(プロフ) - 夜兎の長女は真選組専門医のパスワードを教えてください。 (8月24日 18時) (レス) id: aeddff9c7b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - パスワード教えてください (2022年6月19日 23時) (レス) id: 753ae767f4 (このIDを非表示/違反報告)
赤青ほととぎす(プロフ) - 蜜さん» ありがとうございます!お体に気をつけて頑張ってください! (2018年4月27日 0時) (レス) id: e1ece6f77f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 赤青ほととぎすさん» コメントありがとうございます。それに関しては何かありましたら削除します。これからもよろしくお願いします! (2018年4月26日 23時) (レス) id: 2511892e47 (このIDを非表示/違反報告)
赤青ほととぎす(プロフ) - トプ画の著作権は大丈夫なのでしょうか? (2018年4月26日 19時) (レス) id: e1ece6f77f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年8月10日 0時

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