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「じゃあ、最初俺な〜」


はなおさんが勢い良く立ち上がった。そうして僕に近づいてくる。
さっきからの様子から見ると結構酔ってるみたいなんだよな…。
何させるかわからんないからちょっと怖い…。まぁ、それはいつもか。


「ほら、もうちょっと近づいて〜」


大分近い気がしたが、断るわけにもいかず言う通りに近づいた。それに合わせてはなおさんも体を密着させてくる。


「よしくんこっち向いて?」
「は、はい…」


いきなり真剣な顔をされても緊張する。
僕のことを見る熱い視線に、本当に好きなんだと実感して、一気に熱が顔に集まった気がした。
恥ずかしい。


「ふふっ、かわいい」
「あっ、ちょっと…!」


いたたまれなくなって目を逸らしていると、許さないとばかりに顔をはなおさんの方に固定されて、じっと見つめられていた。今にも唇が触れてしまいそうな距離だ。


「よしくん耳まで真っ赤やで」
「う、うるさいです…」
「そうやって素直じゃないのも好き。」
「っ…!」
「まあ、いつもこうやって冗談っぽく好きとか言ってるけどさ、俺は本気でよしくんのことが好きやから。少しでも意識してもらえると嬉しいな。」
「は、はぃ…」


こんなん意識しちゃうに決まってるじゃん。いつもふざけてばっかりなのに。もう、それは…ずるくないですか、?


「はいしゅーりょー!!」
「え!?今いいところやったやん!」
「長すぎやから(笑)」


もうそろそろドキドキしてどうにかなりそうだったときに、鶴崎さんが終了の助け舟を出してくれた。あぁ、助かった。


「どうでした山本さん?」
「べ、別にどうもしてないよ…」
「ええ!?嘘でしょ!?」
「……嘘じゃないです」


本当はめちゃくちゃ緊張したし、ちょっとキュンとしたけど、調子に乗りそうだから言わないでおこうと思う。

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ハル(プロフ) - sky nijinさん» 神作だなんて滅相もないです…!これからもご期待に沿えるように頑張ります! (2021年2月3日 17時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)
sky nijin(プロフ) - 全然待ってませんよ!やっぱ弟組は最高ですよ!本当神作ですよ。もう一個も楽しみにしてます! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 7dd3f1530b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - sky nijinさん» 本当にお待たせしました!リクエスト作品投稿いたしましたので是非!もう1つのリクエストもなるべく早く書き上げます! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)
sky nijin(プロフ) - こちらこそ小説かいてくださるので出来る限り説明上手くしときます… (2020年12月23日 15時) (レス) id: 7dd3f1530b (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - sky nijinさん» いえいえ!丁寧にありがとうございます! (2020年12月23日 15時) (レス) id: 5084a000b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル | 作成日時:2020年10月16日 23時

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