２１ 親 ページ21
今日はなぜか問題児クラスはみんなそわそわしている。それもそのはず。親がくる。皆誰がくるという話題で会話をしている。すると入間が、
入間「アエシュマさんは、誰がくるの？その、前にお迎え来てた人？」
アエシュマはその話題にげんなりした表情を見せ、頬杖をついたまま、
アエシュマ「あー、うちはキリエライトと・・・ドンが・・・」
入間(ドン？！え？アエシュマさんってやっぱその手の人なの！？)
アスモデウス「確か当代は血縁の悪魔ではなかったはずだが・・・」
アエシュマ「お爺様が私に興味をしめすはずがない」
諦めきっているのか、悲しみの色すら見せないアエシュマ。それもそのはず。彼女の両親はもうこの世にいないため、唯一の血縁者は祖父だけ。しかし彼女、その祖父が大っ嫌いなのだ。
そして今、授業後入間達は師団室に向かっていた。すると、クララが二人を止める。なぜかと首をかしげていると、扉の向こうから先輩であるアミィ・キリヲの楽しそうな声が聞こえる。だれかと会話しているようだが、
アスモデウス「女性の声か・・・？」
クララ「こ、恋人！？」
入間「え？えぇ！？」
クララ「開けてみればわかる！！！」
開けていいのかと悩む二人。しかし容赦なく開けるクララ。そしてそこには・・・
アエシュマ「え？」
畳の端の方に座るアミィ。そしてその膝の上に座っている幼少の姿のアエシュマ。アエシュマの腹にはアミィの両腕ががっちりと回されており、アエシュマの両手がそれをはがそうとしているようにそえられていた。
アミィ「あ、入間君たち来たんやね」
なんでもないようにしているアミィに対し、ため息をこぼすアエシュマ。
入間「えーっと、アエシュマさんとキリヲ先輩と知り合いだったんですか？」
アミィ「いやー、クローリーさん去年からおったから、利害の一致っていうんかな？気あってからたまに会ってるんよ」
アエシュマは腕を引きはがそうともがいていたが、あきらめたのか流体化して、腕をすり抜け、床に立つ。流体化を解いて、白衣の裾を直しているアエシュマ。
アエシュマ「同じだなーって思いましたが、気はあってません。入間きたなら帰ります」
そういって入間の隣を通り、扉を開け、出て行くアエシュマ。次の瞬間、クララからの質問攻めにあうアミィ。
クララ「先輩シュマシュマと付き合ってるの？！恋人？！好き？！」
アミィ「元気やなー」
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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ！ (2021年7月25日 9時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年4月24日 13時
