１８ 触れる ページ18
アエシュマの急な発言に思わず声がでるプルソン。しかし当のアエシュマは冗談で言っている様子などない。アエシュマは事情を説明しているが、プルソンはほぼ聞こえていない。
プルソン(え、ふれ・・・触れる？何に？え、あ、僕に？きゅ、急に？！)
アエシュマはプルソンの手をとり、握る。隣に移動し、指を絡める。アエシュマはテキスト片手に行っている。プルソンから見えたそのページに書かれていたのは「指の絡め方」というもの。
プルソン(えー・・・ウァクラさんに付き合ってやってるっていうけど・・・ウァクラさんナイス。最高です、ありがとうございます。一生懸命だなー、可愛いなー、ちょっと慣れてないの可愛いなー。お兄さんと手つないでるのはよく見たけど、こういう感じじゃなかったもんなー・・・)
アエシュマはテキストをじっと見ており、プルソンの方を見てはいなかった。プルソンはじっとアエシュマを見ていたが、ばっと顔を上げてこちらを急に見てきたため、勢いよく反対側を向いてしまうプルソン。
アエシュマは、
アエシュマ「ありがとう！だいたい分かった！」
嬉しそうな笑顔を向け、礼を述べる。プルソンは、
プルソン「そう、よかったね(下心ありありの自分が恥ずかしくなってきた・・・)」
そして帰ってくるクララ。
クララ「失敗！次いこ次！」
アエシュマが手を放そうと、横を見ると、すでにプルソンは消えていた。手をはずし、クララの隣にいき、次のページを見る。
３「ゆれるもの」 ４「香水」 ５「メイク」
結果から言おう。大失敗だ。とりあえずアエシュマは自分の意思を尊重してやろうと好きなやらせたのだが・・・
アエシュマ(才能ねぇ！・・・あー、これは特別テキスト渡されるのもわかるなぁ・・・んー・・・)
アエシュマは悶々と唸っている。着々と彼女は成功させているため、隣のプルソンの心臓はやたらと痛く、うるさかった。
バラして作られたイヤリングを耳にさげ、いつもとは違う香水をつけ、ほんのりメイクを施した顔。プルソンにクリティカルヒットを与えるには十分すぎた。
アエシュマ「ねぇ、ソイーーー」
なにかアドバイスを求めようと思い、隣を向いた次の瞬間、
アエシュマ「え・・・」
するりと左頬から耳、イヤリングに移動するプルソンの指先。アエシュマが急な出来事に驚いていると、その指先は髪に移動し、離れるともう一方の手ではらう仕草をとるプルソン。
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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ！ (2021年7月25日 9時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年4月24日 13時
