１４ 当日 ページ14
あれから数日。入間は特訓をしているようだ。アエシュマは能力伝いで知っただけだが、どうやら頑張っているようだったので、まぁ怪我をしたら向かおうと思い、流していた。
彼女は今自宅の廊下を歩いていた。家なので能力をきって幼少の姿で廊下を歩く。小さいと一歩も小さいのでそういうところは不便だが、魔力消費は惜しいのでこうするしかないのだ。自室の近くまでいくと、向こうにアストー・キリエライトが立っているのが見えた。
彼はこちらに気づくと、顔を上げ、
アストー「お嬢、明日処刑玉砲、だっけ？少なくとも昇級試験があるだろ？それで、お爺様から伝言が、」
アエシュマ「・・・なに？」
アストー「好きにしろ。と」
アエシュマ「そう、わかった」
それだけ言い残して部屋へと入る。ベッドに倒れこむ。瞼をおとし、眠りについた。
そして翌日。昇級試験当日。ＡとＢのチームに分かれて行う入間で言うところの「ドッジボール」という競技、遊びだ。現在地・地下運動場。カルエゴの指示で腕章を受け取り、わかれる問題児クラスの面々。
アエシュマはＡだった。腕にそれを通し、プルソンの方を見ると、手にはＢの腕章。
アエシュマ「あー、わかれちゃったね」
プルソン「そうだね」
プルソンも腕に通し、向こうに行ってしまった。「もう６だから」と、ほかに昇級機会を譲るため、外野に向かう。ふと向こう側をみると、反対側の外野にプルソンが立っていた。
アエシュマ(あー・・・まぁ目立たない、ね)
納得し、頷くアエシュマ。ボフンと音を立てて、幼少の姿に戻す。すると、運動場が静寂で包まれた。不思議そうに顔を上げると、全員がこちらを凝視していた。
ジャズが震えながらこちらを指さし、
ジャズ「え、えーっと・・・アエシュマ？」
アエシュマ「え、うん」
リード「小さくなってない・・・？」
アエシュマ「いや、小さくなってるというか・・・これが本当の姿だし。ちょっとした事情で能力で成長止めてるの」
腕を広げくるくるとその場で回るアエシュマ。事情が気になるところだが、この場に内心大変なことになっている男が二名いた。
一人はもはやおなじみのプルソン。
プルソン(かっ・・・あーーーかーわいい。というかなんでいま能力解いたの？そっちの方が動きにくくない？白衣脱いだらさすがに止めに行きたい)
そしてももう一人は、
ジャズ(い、妹だあああ！！！)
そうこの男。妹や弟がほしかったアンドロ・Ｍ・ジャズである。
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カンパチ - 18触れるでウォラクさんではなくウォクラさんになってますよ！ (2021年7月25日 9時) (
レス) id: be5f26f260 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - 安良岡さん» ゆっくりでいいので、無理しないで下さい！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - 最中さん» コメントありがとうございます。プルソン最高ですよね。本誌が進んだので更新再開しました。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
安良岡(プロフ) - エメラルド・アリスさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります (2020年8月11日 14時) (レス) id: 9598827ae1 (このIDを非表示/違反報告)
最中(プロフ) - はぁ、はぁあああ!!!プルソン、プル、プルソン君の、ゆ、夢小説…!!はぁ〜↑(←プルソン君リア恋)(過呼吸)、お、応援してます!!自分のペースで頑張って下さい！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: 811632a414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安良岡 | 作成日時：2020年4月24日 13時
