銀さんの妹は高杉の嫁。3

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「あいつら仲良くやってんな」


「何を話しておるんじゃ？」


「あ！銀さんじゃん！！」


Aと日輪を眺めていると横から声がした


「晴太じゃねえか」


「あれ、あの人誰？」


「銀時の妹じゃと」


予想通り晴太は驚いた


もう分かりきってんだよ銀さん悲しいわ


「お兄ちゃん！帰ろ！」


はぁーとため息をついているとAが駆け寄ってきた


「ちょ、晴太！鼻血！月詠ティッシュ持ってきて


「えっ？！あっ！！！｣


「待っとれ」


Aを見た途端鼻血とか子供過ぎねぇか？


いやAが可愛いのは分かるけどよ


「ティッシュ持ってますよ！
晴太くんどうぞ」


「あ、あ、あ、ありがとうございますっ！」


テンパってやがる


「そんな女子力どこから出てきたんだ｣


「凛太郎結構鼻血だすから持ち歩いてるの」


「晴太鼻血なんてなかなか出さないのにねぇ」


クスクスっと日輪が笑う


「ちょ母ちゃん！！」


晴太の顔がボンッと赤くなる


かわいいなぁ



「お兄ちゃん、行こ」


「おう｣


お兄ちゃんはよっこいしょと腰をあげる


おじいちゃんだな


「あらもう行くのかい？」



「日輪さんに凛太郎と晋助のこと話してたら会いたくなっちゃって


また来てもいいですか？」


「もちろん！待ってるわ！！！


銀さんもたまには団子でも食べに来なね！


月詠が喜ぶから｣



「ひ、日輪！なにをいっ……！！！｣


あらま


月詠さんお顔が真っ赤


「では！！｣




先に行ったお兄ちゃんの背中を追いかけた

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