続･夢野幻太郎の双子の姉は変わり者【ヒプノシスマイク】

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玄関の扉から見えるシルエットは、男性だった


貴｢……はーい｣


帝統｢よっ！会いにきたぜ！｣


幻太郎｢帝統……こんな時間に何用です？｣


帝統｢おいおい、お前ら今日何の日かわかってないのか？｣


貴｢今日？今日は、三月三十一日です｣


帝統｢それで明日は？｣


貴｢四月一日ですね……それが何か？｣


帝統｢いやいやいや！お前らの誕生日だろ!!｣


貴･幻太郎｢…………あぁ、そういえば！｣


幻太郎と顔を見合わせ、同時に言った


帝統｢あー……ほらこれ、酒持ってきた！
明日まで飲むぞ!!前夜祭だ!!｣


貴｢前夜祭って……誕生日でですか？｣


幻太郎｢しかもそのお酒、どうしたんですか？｣


帝統｢今日は当たったからよ、お前ら明日誕生日だし
……勿論、他に持ってきたぞ！今日は大当りだったからな！｣


そう言って帝統が出したのは、大きな袋で
中にはアンキロサウルスのぬいぐるみだった


貴｢わぁ、可愛いぬいぐるみですね！｣


幻太郎｢……アンキロサウルスって｣


アンキロサウルスは、幻太郎好きだと言った恐竜だ


貴｢帝統ったら、幻太郎のこと好きですねぇ｣


帝統｢ダチは大事にするもんだからな！｣


わぁ、笑顔が眩しい

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