二人組の参加 ページ30
厨房掃除の罰則も早いもので1週間が経とうとしていた。
Aはしもべ妖精から教わる内にコツを掴み、今日も流しをピカピカに磨き上げていた。
「おい、シリウス。こんな所に医務室の天使が居るじゃないか」
「よぉ、A。お前も罰則か？」
「あれ？ジェームズにシリウス、どうしたの？」
「ちょーっとスニベルスと遊んでいる所をマクゴナガルに見つかってな」
「『貴方達！グリフィンドール20点減点！今度という今度はきっちり反省してもらいますからね！』だとさ」
シリウスのマクゴナガル先生の声真似はかなり似ていてAは吹き出した。
「それで罰則でここに缶詰ってわけさ」
「そうだったんだね。わたしは課題をサボっててその罰則なの」
Aはスニベルスが何なのかはよくわからなかったが、2人のことだから何かろくでもない悪戯をした事だけは確信を持った。
「なぁ、ここもうAが掃除完璧にしてるから俺らやる事ないだろ？次の悪戯の計画を立てようぜ」
「そうだね、かえって僕らが何かすると"散らかして"しまうかもしれないからね。何たって僕達は厨房を"綺麗にしろ"と言われたからね。手を出さないのが一番いいだろうね」
にやにやと御託を述べるジェームズにAはくすりと笑う。
クソ爆弾の一件はあったが、きちんと謝ってくれた彼らに、Aは心を許していた。
「ふふっ、好きにしてていいよ。掃除するのも慣れてそんなにつらくないからさ」
「さすが天使は違うな」
「リーマスが惚れるのも頷けるぜ」
「あんまり揶揄わないでちょうだい。それとも2人にも手伝ってもらうべきかしら？」
口を尖らせながら言うA。
悪かったと言い、羊皮紙を調理台の上に広げ、額をつき合わせる2人。
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麗(プロフ) - 34ページも同じく名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 多分なんですけど、名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 78ad243e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2020年11月28日 20時
