やっと ページ27
「やっっと終わったあぁー！！」
消灯時間目前、山積みだったAの課題達は全て片付いた。
意外にもAは驚く程の集中力を発揮し、ほとんど自分の力で終わらせたのだ。
僕がやったのはただ隣に座って、時折DADAの課題の助言をしたくらいだった。
まぁ、2人して夕飯は食べそびれてしまったけれど…
「これでわたしも新学期を迎えられるわ」
「まったく…Aはやれば出来るのに」
「えへへ…。あ、そうだ。ちょっと待っててね！」
医務室からお互いの寮に戻る途中、大広間を通り掛かった時Aはそう言うと、何処かへ姿を消した。
何だかよくわからないまま数分待っていると、両手に何かを抱えて戻ってきた。
「夕飯食べそびれちゃったから、しもべ妖精に頼んで夜食に貰ってきたの」
そう言うと、サンドイッチを渡してきた。
「時々医務室に籠っててご飯忘れて、こうやって帰り道に貰いに行くのよ」
「ありがとう。
あ、そうだ！僕もお土産…ポケットに入れてたから溶けてるかもしれないけど…」
Aに渡そうと思ってすっかり忘れていたハニーデュークスのチョコレートを手渡す。
「ふふ、しっかりあたたまってそうね。でも、ありがとう」
悪戯っぽく笑う。
「じゃあ、わたし寮こっちだから。またね！」
僕らは手を振って別れる。
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麗(プロフ) - 34ページも同じく名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 多分なんですけど、名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 78ad243e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2020年11月28日 20時
