マフィアパロ。[今と過去。]

クズな大人 ページ7

(ンダホ目線)


買い出しに行く途中にモトキが気づく。


「あれ？マサイは？」

そういえばマサイがいない。

「ついてきてたのに...」

するとペケが言った。


「多分めんどくさくなって帰ったんじゃない？」

あ、

「それは...」


俺とモトキで声を合わせる。

「「ありうる...」」


そうなのだ...戦闘中。人前ではクールで
真面目なマサイ君だが...

本当は本当に。

めんどくさがり屋

ま、大丈夫でしょ。








(マサイ目線)




モトキ達どこだろ〜

なんか少しボーっとしてたら見失ったな...

あ、スマホ...あ、置いてきたんだ...


ま、いいや。帰ろ。



「〜？」



声が聞こえた。




誰かいるのか？こんな夜遅くに...


それに...




子供の声だったぞ...




見に行くか。








「おじさん誰〜？」

「悪い人じゃないよー？着いてきたらお菓子を沢山あげるからね〜」

「本当！？」

「うん。そのかわり逃げないでね？」

「うん！逃げるとどうなっちゃうのー？」

「はは、何もしない、」

「嘘つけ。」





嘘つき。






「な、誰だお前!!!!!」

「そこの君。この人は悪い人だよ。それにもう夜。お菓子じゃなくてハンバーグとか食べた方が美味しいぞ笑」

「え！？うん！ハンバーグ食べたい！」

「なら、早くお帰り。」

「うん！バイバイ！」

少年が何とも愛らしい笑顔で言ってきた。

ああ、この輝きが...無くならなければいいな。


今の時代の子供たちには...


「うん。バイバイ。」





「邪魔すんじゃねーよ!!!!!」

「邪魔するに決まってんだろ。まだ何も知らない子供に何やってんだ。」

「何も知らねぇからいいんじゃん笑」

「クズがっ。いつの時代も変わらねぇな。大人は。」



神様...みてるのなら、この地球の神なら。

この世のクズな大人を全員殺してください。




「ん？ってことはお前誘拐されたことあんのか？笑」

「ああ、あるな。」

「へぇ〜、運がいいんだな笑逃げれたんだ笑」

「俺を買ってくれた人は神父さんだったんだ。本当に、クズな大人共に売られなくて良かったよ。」

「ふーん。お前...何歳だよ。笑」

「20」

「へぇ...」


気色悪い目線が俺の体を舐めるように見ている。


ああ、気色悪っ、鳥肌やばい。

もしかして、こいつ.....


ん？、こいつ何で俺の顔を...違う...少し左を見てる...


「へぇ、こりゃ驚いた。」

ﾎﾞﾝｯｯｯｯﾂ


「!!!!!」

煙が舞う。

煙幕かっ!!!!!

煙が無くなると奴はい無くなっていた

そろそろ。→←奴らの名前。

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