マフィアパロ。[今と過去。]

黄色い月と緑の草原。 ページ38

ザカオ目線






フゥ...シルクとマサイはすごい追いかけられてるなぁ...

俺はなんとか許してもらえたけど。




教会の屋根に座る。


風が涼しい...

教会の一番いい所って...俺は...この自然だと思う...

すごく綺麗...


今日の月もまた綺麗...真っ黄色だ。


その時少し強い風が吹く。



ｻｧｰ



緑の草原が風に吹かれて揺れる...


気持ちぃ...



ｶﾞｻｶﾞｻｯ





うわっ、何だ？街の方から誰か来る...誰だ...



？？「ねえ、こんな所に家あったっけ？」

？？「それより探すよ。」

？？「ここにいるかもよ？」

？？「うーん」



ん？、あれは...




「ペケ！ンダホ!!!!!」




ペ「っ！ザカオ！」

ン「見つけた!!!!!探したんだよ！？」






一人ぼっちだと思ってたでしょ？みんな笑

俺は友達いるんだよ？2人だけど。とても大切な。





「やっほー笑」

ペ「なんか...ザカオ元気になったね。」

ン「うん。...元気だね！」

「えへへ、ここに拾われたからだね！」

ペ「ここって？」

「ここの教会に！」

ン「ここ教会なのー！？」





シ「教会だよー？」

ペ「だ、誰？」

「友達だよ？俺の。みんなも仲良くなれると思う!!!!!」

マ「ザカオ〜？そいつらは？」

「友達ー！」

モ「へぇ、こんばんは〜」

ン「...どうも。」

ダ「気弱なやつの友達は気弱やな笑.」

ペ「なっ！」

ン「なにあの人！！」

「ダーマ〜！素直じゃないねー！」

ダ「うるせぇよ！バカ！/////」

「根はいい奴だよ。」

ペ「なんか不思議な人達だね。」

ン「おっかしぃ笑」

シ「お前らもこの教会に拾われる？」

マ「傷を癒せるいいところだよー」


あ、まずい...



ペ「傷...傷ねぇ...、俺の傷は癒せないな。」


マ「そんなのわからな、」


ペ「お前らに俺の何がわかる!!!!!!!!!!」



ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ








ン「...ペケ...」

ダ「あいつ...何かあったの？」

ン「ペケは...全てに裏切られたんだ。」

モ「全て？」

ン「父に裏切られ、兄弟に裏切られ、友に裏切られ、全てに裏切られた。」

シ「ふーん。あっそ。」

ン「あっそって!!!!!!!!!!」

マ「俺らと似たようなものじゃん」

ン「...へ？」

シ「俺は親に虐待され」

マ「俺は親に売られ」

モ「俺はなんか色々グレてて」

ダ「俺は知らねぇやつに攫われて監禁。」

ザ「俺はいじめられてた。」




ン「ザカオは知ってるけど...みんな...苦労してるんだね...俺たち以外にも...いるんだ...」

だから→←死にたいんだな？(*´ω`*)

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