マフィアパロ。[今と過去。]

返せ ページ33

シルク目線




あった！あそこの倉庫だ！こんなに遠いとは予想もつかなかった！




ダーマに車で送ってもらわなきゃやばかった。





ダ「おい！どこだ！？」

「あそこの倉庫だ！」

モ「おけ！」

ザ「ん？...い、入り口に3人くらい立ってるよ！」

「安パイ!!!!!」

ダ「おい！みんな！塞げ!!!!!」



ｼｭｯｰ



モブ「何だ？この煙...何だか眠く...」



ﾊﾞﾀｯﾊﾞﾀｯﾊﾞﾀｯ



ダ「よし！開けろ！」



ガラッ



「マサイ!!!!!!!!!!」


俺は目を疑った。


マサイが知らない奴に


犯される寸前...



なのに俺の大好きな人は...


ホッとした笑顔で言った。




「遅いよ...ばか。」


とボロボロになった体で。



そいつの目からは涙が零れていた。



俺は何をしてたんだ...



大好きな人はそういった後、

疲れたのか…倒れてしまった。




「マサイ!!!!!」

ダ「てめぇら...マサイに何した？」

モブ「別に？」

モブ「ただちょっと遊んでただけ笑」

モブ「殴ったり、蹴ったり？笑」

ザ「ふざけんな!!!!!」

モブ「ん？ザカちゃん怖いねぇ笑」

モ「知り合い？」

ザ「ううん。知らない」

モブ「ひでぇな。」




そんなことは...


「マサイを...返せ...返せ...」



どうでもいい。



返せ...返せ...返せ...


「返せぇぇぇぇ!!!!!」


ｷｰﾝｯ


モブ「な、なんだこいつ！」

モブ「おい！そいつを奥にやっとけ！」



マサイが奥に連れてかれる…



取り返さなきゃ…



「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ」



ダ「ダメだ！シル、」



ーーーーーーーーーーーーーーーーﾌﾞﾁｯ



「...」


ダーマ目線




ダ「まずい...」

モ「何？...シルク？」

ザ「ダーマ、どういうこと？」

ダ「いいか。あいつは今から目に入ったやつを殺しにかかる。敵だろうが味方だろうが…だからあいつに狙われないようにマサイの所に行くぞ」

モ「え、どういう、」

ダ「隠れろ！」

ザ「うわっ！」




ダ「前な...モトキと俺が会ってない時...変なおっさんにマサイが絡まれてな。その...マサイの首を舐めたんだ。その瞬間シルク...すげー怖い目になってさ。もう1回瞬きをしたらもうおっさん倒れててさ」

モ「へ？」

ザ「それって...」


ダ「あいつがやったんだよ。」

どいつ？→←遅いよ。

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