マフィアパロ。[今と過去。]

懐く。 ページ15

HIKAKIN目線





あれから数時間がたった。


この子はまだ寝ている。本当に疲れたんだろう...




「ん、んぅ...」


あ、起きた。


「目が覚めたかい？」

「ぁ、...はい。すみません...」

「謝らなくていいよ。自然でいればいい。」

「ぁ、ありがt、っ！誰っ、、」

「え？」


ひょこっ


はじめくんと、シルクくんがドアから首を出していた。


「なにやってんの？笑二人とも笑」

「いや、起きたと思い...」

「だ、、誰？誰？」

「あ、この人達は大丈夫だよ。」

「...」

やっぱりまだ警戒してるかぁ...

「大丈夫。」


はじめくんが言った。


「初めてあった人には警戒してもいいんだよ。それが正解!!!!...少しずつ慣れてくれればいい。...そして君が大丈夫な人か大丈夫じゃない人か決めてね。」


なるほど...流石...


「うん。」

「じゃ、俺らちょっと庭を掃除してきま、」

「待って！」

「ん？どうしたの？」

た た た た た た

その子ははじめくんに近づいた。


そして...触った。



「触っても...大丈夫だ...」

「へぇ、良かったね！」

触れた。


「え？何がですか？」

「あとで話すよ！」








この子は人間不信すぎる。







まだ私たちが馬車に乗ってる時も馬車を運転してる人に抱っこをさせようとすると。

その人に触れた途端


過呼吸を起こしてしまった。






本当に人間がダメなんだろう...





そして...私には触れると思い私にずっと引っ付いている。


はじめくんにも触れる。

ここは、→←可愛い……

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