マフィアパロ。[今と過去。]

可愛い…… ページ14

はじめ目線



HIKAKINさんが帰ってきてシルクのことも話して一件落着!!!!!


と思ったら...HIKAKINさん何抱えてるんだろ...



「HIKAKINさん？その...抱えてるのは？」


「ああ！この子？」


「この子は？」


「売られてた。」



「そうですか...」



こんなに...小さいのに...こんなに純粋な歳なのに...



「どうしてこんな目にあわないとっ...」


「...本当に優しい子だな。はじめくんは。」


ひょこっ


「ん？わっ！？シルク！いつの間に...」


「だって...はじめさんが来いって...」

「あ、そうだった笑」


HIKAKINさんに紹介しなきゃ


「あ、HIKAKINさん。この子がシルクです。」

「こんにちは...」

「どうも。こんにちは。」

「その子はだぁれ？」

おっ？シルク...この子気になるのかな？

「この子？ここに住むことになったんだ。君と一緒に遊んでくれる。兄弟みたいな。」


ちょっと遠くから見たから分からなかったけど...すごく可愛い顔をしてる...


「わぁっ...」


シルク目が輝いてるな笑



「年も同じくらいかな？仲良くしてあげてね。」


「うん！可愛い...」


「なんだよ笑シルク笑恋してるみたい笑」


「恋？」


「おっと、まだ早かったか笑」


「？？？？」


「そういえばその子すごくぐっすり寝てますね！」


「多分長旅でつかれてるのもあるし、泣き疲れてるのもあるし、何より、俺と会う前のことで疲れてるだろうね。」


「そうですね...」


「この子は少し警戒心が高い。少しずつ慣れてね。」


そうなのか...シルクは最初からくっついてきたから...


「分かりました。」


「この子、親に売られた...」


「え？.....」



親？親に？、どういう事だ？なんで...



「な、んで...」


ﾎﾟﾛｯ


「はじめくん...」





そこに愛情はなかったのだろうか...


そこに心はあったのだろうか...



あって欲しい...


少しでも...この子に愛情が...



「ううっ...」


「君とこの子が慣れるのは...そういう心だと思うよ。君の母さんのように。」


「は、い、、、ｳｳｯ...」

懐く。→←ダメだ...

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