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少し描写注意です
gr side…霊媒？
「…おやすみなさい」
バタンと音をたて閉められた扉の前でしばらく立ち尽くしていた
日に日に元気を無くしていく彼女を見て心が痛む
「A…」
一目惚れだった…
はじめてこの村に訪れた時から彼女の姿が俺の視界、頭から離れることはなかった
笑った時の眩しい顔、白すぎない肌、優しげな声
何もかも全て！愛おしかった
けれども彼女はある日を境にして笑わなくなった
この村に人狼が来てからだ
いつ死んでも可笑しくないこの状況に彼女は毎日怯えているのだ
だからこそ俺が護らなければならない
たとえAが俺を信じてなくても…
「月が…綺麗だな」
今起きているこの惨劇の真っ只中でも、太陽や月は表情一つ変えず俺たちを照らし続けている
ｱｵｰﾝ
そろそろ俺も危ないな…
間違いなくこれが最後のチャンスだ…
俺の中でどす黒い何かが渦巻いてた
「クククッ…」
にやける顔を抑えながら俺は目を閉じた
なぁ、A…
俺は間違ってないだろう？
待ってろ、必ず俺がお前を…
「あれ……えっ…だ、誰か…誰かそこにいるの！？」
一歩、また一歩足を踏み出す度に床がギシギシと音をたてる。その音だけでも彼女の不安、恐怖らを煽るのには十分だ
「やだっ…来ないで！嫌！」
彼女がいるベッドに近づけば、すっかりと蒼くなった彼女の表情がくっきりと見える
あぁ、その表情も実に愛おしい…
そっと近くの窓を開ければ月明かりがちょうどAと俺の姿を照らした
「約束、守りに来たゾA…」
「ひっ…グルッ…ペン…やっぱりあなた…」
蒼白くなった彼女の頬を伝う涙が光に反射して宝石のように輝いている
「怖がる必要はない、すぐに夢から覚ましてやるからな」
「あぁっ、ぐぁ…痛い痛い痛いっ！いやぁあああ！あがっ…」
ふわりと香る甘い匂いが俺の鼻をくすぐった
いつも彼女のそばを通るだけで香る花の匂いとたった今溢れ出した紅が混ざったことで更に俺を興奮させた
俺はただひたすらにAを求めた
本能の赴くままに…
「これでよかったんだろう？なぁA？」
動かなくなったAに問いかける
淡い白い光は黒によってかき消された
また一つの村が人狼の手によって滅んだ
…
A→村人
グルッペン→人狼
こんな感じで書いていこうと思います
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狐(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2019年11月13日 21時) (
レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
オウル(プロフ) - これからも更新楽しみにしています！！お身体にお気を付けてくださいね！ (2018年4月29日 20時) (レス) id: 4c4d69ed26 (このIDを非表示/違反報告)
みすりー(プロフ) - オウルさん» 喜んで頂けてとても嬉しいです！頑張って書いた甲斐がありました！これからもこの作品をよろしくお願いします┏○ (2018年4月29日 19時) (レス) id: 6ff552c64c (このIDを非表示/違反報告)
オウル(プロフ) - ああああああああああ！ありがとうございます！皆さん出していた抱いて嬉しい限りです！！しゅごい･･･(語彙力ぇ)暗めの話好きなので、読んでて内心うわぁぁぁあ！！好き！ってなりました！ (2018年4月29日 19時) (レス) id: 4c4d69ed26 (このIDを非表示/違反報告)
オウル(プロフ) - 宜しくお願いします！楽しみにしてますね！！！ (2018年4月29日 12時) (レス) id: 4c4d69ed26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすりー | 作成日時：2018年4月22日 0時
