い ち ご の 王 子 様 2 n d 【すとぷり】

いちごがよんじゅうろく ページ7

な｢あ、きたきたー。じゃあ配信の準備始めよっかー｣


なーくんはみんなの飲み物(いろはすやら綾鷹やら)

を運んできた。

なーくんを見つけるとりーくんはなーくんの元に行った。


莉｢あ、ねえねえなーくん。｣


な｢ん？どしたの？｣


莉｢ここのお庭めっちゃ広いじゃん？
それでね、みーたんがお庭に花壇作りたいって言ってたの｣


な｢おお、ええやん！え、みうちゃんが作るの？｣


『うん、ダメかな？』


な｢うーうん！全然！寧ろ作ってほしい！｣


こ｢えー、花壇？｣


る｢なにころちゃん、嫌なんですか？｣


こ｢嫌って言うか面倒くさそうじゃん｣


さ｢それ嫌ってことじゃないの？w｣



『…別にこうたくんに手伝えなんて言ってないし。

自分で全部やるから迷惑かけないし』



こ｢面倒くさがりで飽き性のお前に花の世話なんて出来ねえだろうが｣



『確かに僕は面倒くさがりで飽き性なクソ人間だけど、

花に関しては手抜かないし。花屋の子供なめんなよ？』



ジ｢ちょ、落ち着きーやw｣


こ｢別に落ち着いてるし｣


『…面倒くさいクソヤギだなほんとに』


こ｢は？喧嘩売ってんの？｣


『売ってきたのはそっちだろ？ふざけてんの？』


こ｢は？｣


僕ところん先輩がクソみたいな言い合いをしてると、

恐ろしい低音イケボが聞こえた。


な｢こうた？A？｣


ﾋﾞｸｯ


『はい。』


こ｢…はい｣


なーくんが僕達を名前で呼ぶ時は

真剣な話をしてる時か、



ガチでキレてる時。激おこプンプン丸だ。


な｢いい加減にしろ？俺は構わないけど

ほかのメンバーが困っちゃうやろ？

さっきジェルくんも止めてくれてたのに無視して。

アホかこら。

まずこうた。Aが決めたことなんだから変に口出ししない。

Aは一々こうたの嫌味に反応しない。

腹立つのは分かるけどこうたに使ってる時間もったいないから

できるだけ無視しな。｣


え？


『…無視していいの？』


と僕はころん先輩となーくんを交互に見る。


な｢ええよ、俺が許可しますん｣


こ｢え、、、｣



許可されたから


『わかった』


こ｢は、、、｣



な｢分かったら終わりね。
みうちゃんの花壇の話は全然おっけーだから作っちゃっていいよ。
あ、でもお花どうするの？｣


『それなら実家から送ってもらう』


な｢おっけ、じゃあ配信準備再開！｣




………………

なーくんにお説教されたい…

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