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Sunshine21 ページ21







私の記憶が戻ることなく一ヶ月が経とうとしていた。









そして、その時は突然訪れた。









五月ももうすぐ終わり、季節は梅雨に入ろうとしていたある日。









丸井「A〜消しゴム貸してくれぃ」









前の席に座る丸井君が後ろを向いて消しゴムを貸してくれと頼んできた。









A「うん、いいよ。」









今日は珍しく勉強をしているみたいだ。









筆箱の中から消しゴムを取り出して渡そうとした時だった。









A「え…………」









この光景に覚えがあった。









デジャブとかそんなレベルじゃない。









これは、本当に体験したことだ。









確かあれも一年前。









あの時もこんな感じで







消しゴムを渡したよね______









A「ブン、太……」


丸井「ッ!?A!?」









キーンコーンカーンコーン









タイミングよくチャイムが鳴る。









ザワザワした教室の中で私たちがいるこの場所だけ、空気が違った。









丸井「お、おいA!お前もしかして…!!」









ブン太は私の肩を掴み揺さぶった。









泣きそうな顔をして。






そんな顔しないで。






いっつも元気なブン太にそんな顔似合わないよ。









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にくまん(プロフ) - 楽しみです! (2018年8月15日 13時) (レス) id: c5a7976f82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆん | 作成日時:2018年8月15日 11時

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