成りきりトリッパーは親友の味方だってよ

予定がかぶった ページ30

A『なるほど…
場所と日時は？』

女性「明日の19時に京都府京都市東山区清水にある"KIYOMIZU 京都東山"にて結婚式の披露宴が行われるんです！
その後のスピーチ後にマジックショーをお願いしたいんです！
急なお願いなんですが、大丈夫でしょうか？」

A『はい、わかりました
明日、KIYOMIZU 京都東山の式場ですね？
出発は明日の朝の新幹線となってしまいます。
そのため、新幹線トラブルの際は遅れてしまう恐れがあるため、ご了承の程をお願いします
それでは、失礼します』

pi…携帯を切り"ﾌｩｰ"と１つタメ息をついた後、
正面を向けば

灰原/コナン(ポカーン…)

開いた口が塞がらないと言った表情で固まっていた

A『ん？どうかしたかい？
2人供♠』

哀ちゃんは
まだ、有り得ない者を見るような顔で

灰原『…い、いつものAね
貴方、敬語使えるのね…』

携帯をポケットに入れ
少しﾑｯとした顔をして見せ

A『失礼しちゃうなぁ♠
ボクは、敬語くらい使えるよ♣』

新一は、少し首を傾げながら

コナン『というか、雰囲気が違ってたよな
何て言うか、かたっくるしいのを嫌うオメェにしては珍しいんよな』

顎に人指し指を当てながら

A『仕方ないだろう？
ボクは人見知りなんだから…♠』


哀ちゃんの顔には"嘘でしょ"と書いてあったが

灰原『まあ、いいわ
明日から貴方も京都に行くのね…
お土産よろしくね
2人供…』

哀ちゃんの言葉を聞いた後、
新一と顔を見合わせ

A/コナン『ん？…んん？？』

A『…安心して、ボクはキミと蘭ちゃんの邪魔はしないから♦』

ｶｧｧｧ 新一の顔は一気赤くなっていき

コナン『なっ…なっ！
バーロー、蘭とはまだそんなじゃねぇよ！
からかうんじゃねぇ！！』

ｸﾂｸﾂ 笑みをこぼしながら

A『初めての親友の恋路は、
邪魔せず応援するのが親友の役目だろう？
だから、応援してるよ♥』

後頭部をかきながら、少し照れくさそうに俯く新一

コナン『なんか、その…ありがとな…』

今度は、哀ちゃんが呆れた顔になり

灰原『出発は明日の朝なら早く帰って準備したらどうかしら？
後、A…貴方、酷い火傷してるんだから無理は禁物よ
重たい物を持つ時は、腕に負担をかけないようにしてちょうだい
良いわね？』

ﾆｯｺﾘ 哀ちゃんに向かって笑みを向けながら

A『OK♥じゃあ、ボクは帰るとするよ♠』

阿笠宅を出て、自宅に帰り
荷物を多めに入れれるトランクを取り出し
明日に備えた

新幹線→←治療と…

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