【銀魂】この世界があまりにも幸せだったから【吉田松陽 虚】

さんじゅうく ページ41

〜NOside続き〜



銀「あーもう！騒いだら余計に腹減った」


A先生の飯が食いてぇ ボソリと零れた言葉に、珍しく高杉が頷いていた


桂「銀時の飯も旨いがな…やはりA先生には敵わん」


辰「A先生ちゅうんは、おまんらの先生の奥さんやったがか？」


坂本としては、この難が有りすぎる三人が慕ってやまない二人の師がどんな人なのか、気になって仕方が無かった


この恐ろしく強い三人を拳骨ひとつで黙らせる師と、その三人をこんなに優しい男達に育てた師だ


気にするなという方がどうかしている


高「おい、敵さんがお見えになすったぜ」


と、そんなことを考える暇も無く、今日も戦が始まる


火薬の臭いに顔をしかめ、めんどくさそうに″白夜叉″が立ち上がった



銀「早く先生の飯を食う為にも、さっさとこんな戦、早く終わらせたいねｪ」



それぞれが 幸せな未来を夢見て戦った時代



誰よりもその名を馳せた この四人を、人は ″攘夷四天王″ と呼んだ




謎多き四人を取り巻く噂は様々



鬼の様な風貌 と言うものもいれば、身の丈６尺余りの大男 と言うものもいる




だが、存外。




彼らは、年端もいかぬ ただの優しい青年達であった




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作者です。松陽先生と同じくらいjoy4が好きでして…気合いが入りました

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