さんじゅうはち ページ40
〜NOside〜その頃
銀「あー腹へったァ」
盛大な音を腹から出しながら
ぼやく″白鬼″が一匹
桂「こんな戦場だ、仕方なかろう″銀時″」
そう言うと黒髪の青年が″鬼″の隣に腰を下ろした
銀「でもよぉ、″ズラ″」
腹が減っては戦は出来ねぇですよ〜 と、″鬼″は鼻くそを飛ばす
高「つーか銀時てめェ、ヤクルコ代返せ」
周りの青年達よりも 若干背丈の低い青年が、ふてぶてしい顔で二人の会話に入る
銀「そんな小っさい事ばっか気にしてっから背が伸びないんですよー 、低…″高杉″くぅん」
高「おい、てめェ今、低杉って言いかけただろ」
桂「ズラじゃない桂だ!」
高銀「「うっせえよズラ!」」
幼かった少年達は青年へと成長した
″悪ガキ共″は今や攘夷志士を率いる大将である
黙っていれば見目麗しい青年達であるが、中身が依然として変わらないのが残念な事だ
?「おまんら まっこと顔を合わせれば喧嘩ばかりしちゅーのう!!」
そしてもう一人、背の高い青年がやたらと大きな声で彼らに話しかけた
銀「いや、声デケェよ″辰馬″ここ敵陣すぐ近くなの分かる?!」
青年の名は 坂本辰馬 と言う
彼ら三人と肩を並べる剣の腕も然ることながら
どこか他人に心を許さない三人と対等に語り合う 数少ない 友 である
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作者です。思ったより長くなったので、次もjoy4編 ちょっと続きます。
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??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!泣ける(?)かは分かりませんが、世界観しんどいです。頑張ります。 (2020年3月9日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - (´;Д;`)おお・・・最新話泣ける(?) (2020年3月6日 17時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月8日 17時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - たまたまこの小説見たけど、めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 15時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - いえいえ!読んでいただいてありがとうございます!同士がいてくれると嬉しいです! (2020年1月26日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*雪之丞*yukinojyo | 作成日時:2019年6月16日 22時