いち ページ2
トントン グツグツ
心地よい音をたてながら
今日の夕飯を作る
のだが
『まったく、あの人(松陽)はどこに行ったんでしょうねぇ…』
思わず力が入ってしまい ドン と音がしてまな板が真っ二つになった
あれまぁ、と声を上げると、二つになったまな板を見て我が塾の一番弟子が顔を青くする
朧「ま、まあまあ姉様そろそろ先生も帰ってきますよ」
『はぁ、そうだと良いんですが…』
なだめるような声に返事をして、思い出されるのは数日前の記憶
松「A、ちょっと散歩に出てきます。昼時には戻りますから」
『わかりました、いってらっしゃい』
松「いってきます。」
と、言う会話があったのだが
お昼どころか週末の夕刻になっても帰って来る気配もない
何を考えているのかしら?
と思うと、またメキィという音がして、握っていた包丁の持ち手にヒビが入った
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??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!泣ける(?)かは分かりませんが、世界観しんどいです。頑張ります。 (2020年3月9日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - (´;Д;`)おお・・・最新話泣ける(?) (2020年3月6日 17時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月8日 17時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
七重 - たまたまこの小説見たけど、めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 15時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
??黒雪??kuroyuki(プロフ) - いえいえ!読んでいただいてありがとうございます!同士がいてくれると嬉しいです! (2020年1月26日 20時) (レス) id: a822d14485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*雪之丞*yukinojyo | 作成日時:2019年6月16日 22時