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百四十 ページ8

遥「何!」
一期「遥殿!ご無事ですか!」
遥「アタシは大丈夫。てか何今の音」
一期「わかりません。今弟達が本丸内を見回っています。貴方はここで待機を」




バタバタと急に騒がしくなる。

なにか焦げ臭い気もしてくる。




厚「大将!」
遥「厚!何があったの!」
厚「門が燃えてる!」
全員「!」




アタシ達は目を見開いた。

火事だって…!?




厚「それに刀剣男士がちらほら見える。敵襲だ!」
遥「なっ」
奏「件の犯人か!」
厚「あぁ、おそらく。今大和守達が向かってくれた。大将は今すぐ避難してくれ!」




避難?できるわけが無い。

仲間を置いて逃げるなんて、アタシのプライドが許さない。

その気持ちを察したのか、一期と厚は説得しようと試みている。




厚「大将!」
「いや、逃げる必要はないさ」
全員「!!」
遥「胡蝶!」




突然聞こえた声の方をむくと、そこには肩から血を流した胡蝶が立っていた。




遥「アンタ、その肩の傷…!」
胡蝶「わっちのことはいい。それより犯人だ!」
奏「犯人がわかったのか!」
遥「はい、そうみたいです!」
胡蝶「遥、落ち着いて聞きな」
遥「え?」
胡蝶「犯人は_______



























_______雛芥子とかいう女だ」

百四十一→←百三十九



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作者名:桜海 | 作成日時:2019年1月31日 0時

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