【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？４【一期一振】 (ページ27)

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遥「まるこ～、まるこや～」
まるこ「わんっ！」

相変わらずご飯は美味しい。

でも、燭台切の作るご飯の方が何倍も美味しい。

くそっ、どうしてくれんだよ、番犬のまることも仲良くなっちまったじゃねぇか。

遥「…お前番犬なんだろ？アタシに構わず牢屋守っとけ」
まるこ「？」
遥「お前実は番犬じゃねぇな？」
まるこ「？わんっ」

アニマルセラピーとはこの事か。

遥「(でも)」

そろそろ本格的にきな臭くなってきた。

遥「(いつまでも寂しがってる場合じゃない。本気でそろそろ考えないと)」

なんのためにアタシを捕まえた？

確かに時間遡行軍のことは呼び寄せやすいらしいが、それはきっとアタシの霊力のせい。

昔鬼神丸が言っていた。

鬼神丸『いいか、遥。お前の霊力は質がよく量も多い。だから、幽霊や妖怪、人ならざるものが寄ってきやすいんだ』
遥『？遥難しい話分かんなーい』
鬼神丸『わかってくれ』

今考えられるのは、政府…新さんが何かを企んでいるということ。

遥「…！まさか、新さんも…」
「まさか」
遥「！」
「弟と一緒にされるなんて、僕を侮辱しているのかな？」
遥「…奏先輩がそれを聞いたら傷つくでしょうね、新サン」