【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？４【一期一振】 (ページ26)

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「わしは、政府に行ってくる」
一期「！」
鬼神丸「陸奥守殿」
陸奥守「わしはここの初期刀じゃ！わしに任せい！」
一期「ですが」
鬼神丸「ならば、拙者もついて行こう。この本丸は主殿の居場所。かけがえのない場所。ここをなくす訳にはいかない」

陸奥守殿は意気込み、そして弟達を励ました。

一期「…私も」
陸奥守「ん？」
一期「こんなところで大人しく待っているほど、出来た刀ではありません」
陸奥守「にゃっはっは！あぁ、よう知っちゅう！」
鬼神丸「では、皆に声をかけ、出かけよう」

きっと、遥殿は1人で心細いだろう。

早くそばに寄り添い、抱きしめて差し上げたい。

思えば、遥殿が主になってから、我らには災難しかありませんな。

演練での騒ぎ、奏殿の誘拐事件、雛芥子殿に審神者大量殺傷事件、本丸襲撃事件、そして今回…

一期「ふふっ」
鬼神丸「？どうかしたのか」
一期「いえ、大したことでは。ただ、こうも災難が続くと、我が主は疫病神か何かにでも魂を売ったのだろうかと思ってしまいまして」
鬼神丸「あぁ、なるほど。ふっ、確かに。違いない」
陸奥守「けんど、その度にわしらは強うなった。絆も深まったしのう！」

以前の私が今の私を見たら、どう思うだろうか。

きっと…いや、絶対に、

〈輝いている〉

そう思うのだろうな。