【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？３【一期一振】 (ページ3)

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九十ページ3

宿も無事見つかり、次の日。

アタシ達は初代の家の前に来ていた。

遥「…ボロアパート…」
奏「コラ」
遥「すみません」
奏「未来から来たんだ。まともな職にはつけないだろう」
遥「ですよね」

目の前には新しいとは言えないアパート。

ここの2階の部屋に初代はいるらしい。

奏「とりあえず、君たち4人は下で待っていてくれ。僕と遥ちゃんで行ってくるよ」
鶴丸「わかった」

政府からの連絡は未だない。

奏先輩曰く、街中に来ると、未来と現代の様々な電波などがごちゃごちゃになり、通信があまり出来なくなるそう。

森の中は電波がないからすんなり連絡出来たのか…

奏「遥ちゃん、行くよ」
遥「はい！」

階段はたまにギシギシ言う。

…マジか…

奏「大丈夫だって。そんなに脆くないよ」
遥「いや、わかってるんですけど…落ちそう…」
奏「落ちない」

部屋の前には綺麗な花が植えてある鉢が置いてある。

奏「…しっかり手入れしてある…マメな人なんだな」
遥「ですね」
奏「よし」

チャイムを鳴らすと、中から女の人の声が聞こえた。

扉が開き、中から出てきたその人は＿＿＿＿＿

「…？何方？」

翼にそっくりだった。