【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？３【一期一振】 (ページ14)

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百一ページ14

奏「…協力は、出来ない」
かれん「えぇ。私は断固反対してるわけではないのだけど…」
和泉「俺らのことめちゃくちゃにしといて、何が協力だ」
かれん「…彼がね」
鬼神丸「(納得。やはりな)」

結果は予想通りと言えば予想通り。

ただ、最高司令官直々の任務だ。

こちらもおれる訳にはいかない。

奏「…和泉殿の仰ることはよく分かります。我々のしてきた事を考えれば当たり前です。ですが、やはりかれんさんの存在が必要不可欠なのです。どうか、もう一度考えていただけないでしょうか」
和泉「俺らがいなくても何とかなるだろ」
奏「…かれんさんの知恵、存在感をお借りしたいのです」
和泉「今いる審神者が能無しってことか？」
奏「そういうわけでは」
和泉「じゃあいいだろ」
奏「…」

どうやら、この和泉守兼定は頭が切れるようだ。

奏先輩が苦戦している。

鶴丸「頼む、この通りだ」
和泉「嫌だ」

ツンと聞く耳持たずな和泉守兼定を、隣でかれんさんが宥めている。

遥「歴史を守ってきたのは、刀の付喪神と歴代の審神者達。その中にはもちろん、かれんさんもいる」
和泉「あぁ」

奏先輩が困っている。

なら、アタシが頑張らなきゃ。