【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？３【一期一振】 (ページ37)

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番外編③ ページ37

遥「ふふふふふ」
一期「笑い上戸ですか貴方」
遥「ふふふふふ」

どことなくにっかり殿に似ている笑い方だ。

だんだん面白くなってくる。

一期「…ふふ」
遥「あ、むっつり一期笑った～ふふふふふ」
一期「にっかり青江のように言わないでくださいにっこり遥殿」
遥「にっこり遥！笑いなよ、にっこりとー！」

幼女のようにはしゃぐ彼女を見ていると、自然と笑顔になる。

不思議なものだ。

遥「…」

急にピタリと動きが止まる遥殿。

一期「…遥殿？」
遥「…一期、綺麗な笑い方するね」
一期「…へ」
遥「けっこうそれ、すきかも」

遥殿は満足したように微笑み、そのまま寝てしまった。

一期「…っ」

やばい、不意打ちすぎる。

一期「…ずるいですぞ、遥殿」

いつか、私を好きだと言ってくだされ。

＊

遥「ん…今何時…いっ…たぁ～…頭いてぇ～…」
一期「…」
遥「…は？」
一期「おはようございます」
遥「…？？？？」
一期「あぁ、ご安心ください、手は出しておりません。昨日酔った貴方を運んだ時に服を握って離さなかったものですから、仕方なく一緒に横に…遥殿？」
遥「…き」
一期「(あ、やばい)や、違」
遥「鬼神丸ー！！鬼神丸助けてー！！変質者ー！！！国重ー！！！！！」
一期「誤解です遥殿！ですから私は」
鬼神丸「ほう、一期一振…貴様いつまで経っても戻らないと思ったら…」
一期「ご…誤解ですってええええ！！！」