【HQ!!】陽キャとイケメンが嫌いな高校生【男主】

20話 ページ21

清水｢あと1人どうする？｣

『えっ…あー…潔子選んで…陽キャじゃない人…割と静かな人…』

清水｢じゃあ東峰｣

東峰｢俺！？｣



…あ、この人なら大丈夫そう。

見た目怖いけど中身割とビビりな人、多分。



東峰｢お、お邪魔します…｣



俺は無言で頭を下げた。



｢｢いただきます！｣｣



バレー部(1部を除く)が凄い勢いで食べ始めた。

俺が居る席の3人は大人しくて助かった…

食べ方も綺麗だし…

いやあっち汚。

米粒めっちゃ飛んでる…



月島｢…これ、黒崎も作ったの？｣

『えっ、あっ…うん…まぁ…』



急に話しかけられた何でメガネくん1番黙って食べそうなのに



月島｢へぇ…割と料理上手いんだ｣

『あっ…えっと…俺は別に…婆ちゃんと潔子が上手かっただけで…』

清水｢私より上手いよ。全然慣れてたし｣

『…まぁ…普段から手伝ってるから…』

婆｢Aくんの料理は美味しいよぉ。Aくんが休みの日は毎日作ってくれるのぉ｣

『婆ちゃん俺の話良いから』

東峰｢あ、黒崎のおばあちゃんだったんだ。｣

清水｢私のおばあちゃんでもある｣

東峰｢へぇ〜｣



食堂が無言になった。

あ、これ後々騒ぐやつ



｢｢えええ！！？！？｣｣

｢｢はああ！！？！？｣｣



ほらな。

まァ影山くんと日向くんはわかってないようだけど



東峰｢え？黒崎くんと清水って…つまりイトコ、ってこと！？｣

清水｢そう。今日知ったけど｣

菅原｢今日！！？｣

日向｢えっ！？清水先輩と黒崎イトコなんですか！！？｣

月島｢ワンテンポ遅いの何なの｣

田中｢…俺は潔子さんのイトコ様になんて事を…｣

西谷｢そりゃ潔子さんも俺らを嫌うわけだ…｣



…ホントに怖い。

無理…

背中から絶対刺される…

そんな事を考えながら飯を食った。



月島｢(…黒崎って見た目の割にめっちゃ食べるよね)｣

山口｢(確かに。俺らより食ってる気がする)｣

『…婆ちゃんおかわりもらっていい？』

月島山口｢｢(まだ食うのかよ)｣｣



婆ちゃんの飯美味いからついつい食べすぎるんだよな…

まァ太ることないから良いけど



｢｢ご馳走様でした！｣｣

婆｢お粗末様でしたぁ｣



飯は食い終わった。

潔子の用事が終わり次第帰れる。



婆｢そういやAくん。あの事謝ったのかい？｣

『うﾞっ…』

婆｢謝ってきなさい｣

『…わ…わかったから…』



婆ちゃんに言われ俺は少し婆ちゃんの傍を離れた

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