お昼寝 ページ35
お仕事から帰ってきたのは夕方。
リビングには夕日が差し込んでいてなんとも温かい。
そして、目の前にはぐっすり眠っている日向と悠一。
ぱしゃっ
と写真を撮ると悠一が目覚めた。
「え・・・耳良すぎでしょ」
「視線が痛い」
「起きてたの！！」
悠一はすっと手を伸ばして私の手首をつかむとそのまま自分の方へ引っ張った。
一瞬で体は悠一に倒れこむ。
「寝ぼけてる？」
「かも」
悠一は私のおでこにキスを落とす。
キスはそれで終わらず頬から首へと降りていく。
ブラウスのボタンを3個開けて鎖骨、胸元まで来る。
いつの間にかもう片方の手は内太ももを触っていた。
「す、ストップ！それは行き過ぎ！日向が横にいるでしょう、がっ・・・んむっ」
抵抗をしようとすればキスは唇にやってきた。
舌が入ってくるのを必死で拒むが私の弱点である耳を触られるといとも簡単に口元の力が抜けて舌が入ってくる。
なんでいきなりこんな変態になってんの！！
「ゆ・・・いち・・・ほん、ともう・・・だめ」
お互い荒い息を整えながら見つめ合う。
「Aが妊娠してから日向が生まれるまで約11か月。ずっとキス止まりしかもそれもたった一瞬のキス。俺は限界だ」
そしてまたキスをして来ようとする悠一を今度こそは手で止めた・・・つもりだった。
すぐにその手首をつかまれて両手を床に拘束される。
「欲求不満なのはわかった！！わかったけど夕方はだめ！！」
でも、私の言葉は届かず悠一の顔が迫ってくる。
思わず目をつぶると・・・・
ごんっ
悠一の顔は私の顔を通り過ぎて床に落ちていた。
横から寝息が聞こえる。
(せ、せーふ・・・)
でも、覆いかぶさっている悠一をどけることができず結局そのまま悠一を抱きしめながら眠りに入った。
「ん・・・え、なんで俺はAにかぶさってる！？」
悠一のその言葉で目が覚めた。
「突然襲ったのは誰よ」
そういえば悠一は青ざめた顔で
「夢じゃなかったんだ・・・」
と言った。
でも、実を言うとそこまで嫌じゃなかった。
私だって欲求不満はある。
だから・・・。
「悠一。夜は楽しみにしててね」
そういうと珍しく耳を赤く染めるんだ。
《過激なお昼寝》＿＿＿＿＿Twitterより
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彩 - 続きを楽しみに待ってます!! (2017年4月7日 20時) (
レス) id: 51dca14216 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます！４月からは忙しい生活になるので時間のあるこの時期にたくさん更新できるように頑張ります！ (2017年3月30日 0時) (レス) id: d1c9d1f512 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - ハナさん高校合格おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年3月29日 21時) (レス) id: 4cbac7207b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 晴時さん» 2回もコメントありがとうございます！遅い更新ですが頑張りますね！ (2017年3月27日 13時) (レス) id: d1c9d1f512 (このIDを非表示/違反報告)
晴時 - 元りゅー。です！！続き、楽しみにしてます！！ (2017年3月21日 23時) (レス) id: 0c4adfaca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハナ | 作成日時：2017年1月8日 3時
