愛に来た ページ6
てことで。
「ただいま〜」
「お邪魔します」
杉田が家に来た。
「杉さん杉さん！！このラスボスがね〜」
Aは異常に杉田が大好きなため、杉田が家に来ると俺は居場所がなくなる。
「杉さん杉さん！次はね〜」
次のゲームを探し出すA。
でもそろそろ・・・。
ピッ
「あった！これこれ・・・って、なんで消しちゃうの〜！！最近ゲーム機おかしくて起動に時間かかるのに！！」
「明日は仕事だろ。そろそろ寝ろ」
そういうと思った通りAは頬を膨らませて怒る。
「もう、悠一なんて知らない。嫌い」
これで嫌われたのは何度目だろうか。
「そうですか。じゃあ、もう一緒に寝てやんない。俺今日はソファーで寝るから。」
そんなAに対抗する俺も大した差はない気がする。
「おいおい、目の前でそんな小学生並みのケンカするなよ。」
「杉さん、プレステの方やろ。寝室にあるんだ」
杉田の腕を引っ張って寝室へ向かう嫁。
しかし、ドアの前で止まる杉田。
「やっぱ二人だけの部屋には入れないかな。なんか空気がピンクだし。あ、別にいやらしい意味じゃないよ。」
「完全にいやらしい意味だろ」
杉田はコートを着て帰る準備をする。
「え、帰るの？」
嫁の寂しそうな声。
「俺も明日は昼から仕事なんだよね。まだ台本も見てないからさ」
そんなこと言うけどどうせこの雰囲気から逃げたいだけだろう。
「じゃあ、また来るからそれまでに女神の機嫌良くさせとけよ〜」
「どうせ明日になったら直ってるって」
「なにそれ！！！そんなに甘くないんだからね！！」
杉田が帰ったあと怒ったAは無言で寝室に行ったきり出てこない。
寝たんだろうと思い俺もソファーに横になってさっき寝室から持ってきた毛布を掛ける。
たぶん、もう少ししたら＿＿＿＿＿
ガララ
引き戸が静かに開く音がした。
朝に聞いた小さな足音。
狭い狭いソファーと俺の間に小さな体が埋まる。
「なに」
「愛に来た」
《恋って言ってないのに愛に来た》＿＿＿＿＿Twitterより
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彩 - 続きを楽しみに待ってます!! (2017年4月7日 20時) (
レス) id: 51dca14216 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます！４月からは忙しい生活になるので時間のあるこの時期にたくさん更新できるように頑張ります！ (2017年3月30日 0時) (レス) id: d1c9d1f512 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - ハナさん高校合格おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年3月29日 21時) (レス) id: 4cbac7207b (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 晴時さん» 2回もコメントありがとうございます！遅い更新ですが頑張りますね！ (2017年3月27日 13時) (レス) id: d1c9d1f512 (このIDを非表示/違反報告)
晴時 - 元りゅー。です！！続き、楽しみにしてます！！ (2017年3月21日 23時) (レス) id: 0c4adfaca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハナ | 作成日時：2017年1月8日 3時
