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砂「あー、久しぶりにあんな
やったわ〜。」
力也「ね！なんかすごいスッキリ！」
竜「俺はまだまだ足りねぇなぁ！」
そういう竜太くんは、サンドバッグに拳を叩きつけ
ながら言った。
「どこかで遊んできたの？」
自分より年下で若い子たちだから、はしゃいできた
のかな？と、私はそのつもりで何の疑いもなく聞け
ば、嘉将くんは少しバツが悪そうに頬をかきなが
ら、言葉を濁す。
嘉「…あー…うん…。まぁちょっと…。」
私には言えない遊び…。
でもきっと若い子特有の、なんてことない遊びなん
だろうと私はこの時、甘く見ていた。
嘉「それより…寝れた？」
「あっ、うん。ありがとう、おかげさまで回復しま
した。」
良かった、と頭を優しく撫でてくる嘉将くん。
だけど、私はもうここを出て壱馬くんたちの所に戻
らなきゃ。
「だから…そろそろ戻ろうかな！って…。」
嘉「えっ…でも…、」
竜「なになに、もう帰っちゃうの？ヨッシーのため
にも、もうちょっといてあげてよ〜！」
相変わらずおちゃらけた感じで、いきなり会話に入
ってきた竜太くんは、嘉将くんの肩を組む。
「ごめんねっ…いい加減帰らないと、家族が心配し
てるかもしれないから…、」
家族。
それはこの世界では本当のこと。
家族みたいに言い合ったり、笑い合ったり、助け合
ったりしてきたROWDY SHOUGUNのみんな。
そのみんなが心配してるかはわからないけど、助け
てもらった分、今度は私が助ける番だから。
嘉「A…ちょっといい？」
頷けば、嘉将くんの部屋へ逆戻り。
ドアが閉まるなり、向かい合った状態のまま、手を
握られる。
「嘉将くん…？」
俯いていた顔を上げた彼の顔は、まるで捨てられた
子犬のよう。
嘉「嫌だ…、行かないで…。」
「それは…できない…。私にはROWDY SHOUGUN
のみんなも大切だから。それにちゃんと…LUPUS と
話してくる。」
私は嘉将くんの手に空いている方の手を添えて、
「本当に色々ありがとう。例え、嘉将くんが悪いこ
としてる人でも、私は助けられてとても感謝して
る。だけど…もう行かなきゃ…。」
嘉「LUPUSはっ…、LUPUSはAを選ばないかも
しれないのに…？」
その最悪なケースは、考えたくもなかったけど、充
分あり得る話だ。
だからこそ、私の中では答えが一つだった。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます！お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです（ ; ; ）私も早く更新できるよう努めますね（ ; ; ） (2019年7月22日 22時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど､JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります！嘉将くんたちはどうなるのでしょうか？あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…？ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年7月7日 14時
