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壱馬くんとの関係も解消されて以来、
今度は北ちゃんの様子がおかしい。
今日はオフの人が多いみたいで、お昼も食べ終わっ
たというのに家にいる人が多い。
私もソファでテレビを見ながら小休憩をしていると、
翔平「あ、そだ。Aさん、見てこれ。」
床で寝っ転がっていた翔平くんがムクッと起き上が
り、私に携帯の画面を見せて来た。
「んー？ってなにこれ？！」
画面に映し出されていたのは、私と壱馬くんが今に
も頭がくっつきそうなくらい寄り添って、ソファで
寝ている写真だった。
「えっ、待ってこれいつの？てかこれ私？！」
翔平「いやどう見たってAさんでしょうよ。笑」
人ごとのように面白がってニヤニヤする翔平くん。
いつのまにこんなの撮られてんだ？！
てか壱馬くんもこれ知ってるの？！
一人あたふたしていると、どこからか北ちゃんが飛
んできて、翔平くんに襲いかかる。
北「それ消そ！なんなら俺が消してあげる！」
翔平「きゃー！なになに？！やめてください！」
翔平くんの携帯を取ろうと必死な北ちゃんと、それ
を取られまいと必死な翔平くんがもみ合っている
と、壱馬くんがマグカップ片手にふらっとやってきた。
壱「なにもめてん？笑」
翔平「壱馬さん！この宮崎プリンスが…、
北「わー！！なんでもないよ！」
「そう！なんでもない！！」
と、私も翔平くんの前に立ちはだかり、参戦する。
こんなの見られたら、たまったもんじゃない。
壱「逆にそこまで言われるとめっちゃ気になるんや
けど。」
「いやっ、だから…って、きゃっ！」
壱馬くんがジリジリと私たちに近寄ってくるもんだ
から、逃げ場がなくて後ろに下がろうとしたら、間
にいた北ちゃんの足に引っかかり、翔平くんの胸へ
ダイブしてしまった。
「いった〜…ごっ、ごめんね翔平くん！」
顔を上げると目線を合わせず翔平くんは、
翔平「わっ私は大丈夫なんですが…後ろのお二人
が…。」
「え？」
と、振り返れば壱馬くんは目を点にしていて、
北ちゃんはというと、
北「しょーへー！！！」
翔平「きゃー！！」
まるで漫画のように翔平くんを追いかけ始めた。
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みそじ(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて良かったです！ぜひこれからも遊びに来てください^ ^ (2019年6月8日 11時) (
レス) id: e9f0c68380 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！☆更新頑張ってください！ (2019年6月8日 6時) (レス) id: 399774dd20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年5月27日 10時
