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午後の授業もこれで終わりだ。
チャイムが鳴って、私は教室を出た。
彼方君にいつも声をかけてたけど、今日は思っていた以上に気持ち良さそうに寝ていたから起こすのは諦めた
私が走って入った先は、図書室だ
この見た目に変わったからといって、本が嫌いになるわけじゃない
「ごめんなさい、遅れました…」
「Aちゃん遅かったね」
図書委員の先輩である天宮先輩がいるのだ
本の話をする仲で
週に1回図書室に寄っているのだ
「今日は、この本をお勧めしようかなって思って」
私が椅子に座れば、抵抗もなく隣に座ってくる先輩
先輩は私が髪の毛染めてメイクしたのを見た日
めちゃくちゃ笑ってきた結構失礼な人だ
大人っぽくしすぎてるから
もっと可愛く幼くていいのに。って
私は少しでも、彼方君に覚えてもらえるようにしたかったんだ。
まあ、絶対もう覚えてもらったけどね。
「ってか、Aちゃん今日は少しリップの色濃いね」
なんてまじまじとこっちを見てそんなことをいう
「えええっ、よく気づきましたね」
「なんとなくだったけど、やっぱりそうなんだ」
天宮先輩も綺麗な顔してて、
優しくて、人望も厚い先輩なのだ。
つまりモテる。
「せっかくメイクしてもなかなか気づいてもらえないんですよ」
そう思わずぼやくと
先輩は少し面食らったような顔してて
「なに、彼氏でもできたの？」
と笑った
「彼氏になってくれたらどれだけいいことか……」
「ふーん、じゃあ好きな人ではあるんだね」
天宮先輩が、相談に乗ってあげようか？なんて言ってくる
ろん以外に細かいことをなかなか話さない私にとって
そのお言葉は有り難かった
「是非！！」
「じゃあここに来てもらうのも週2回にしてもらおうかな〜」
そんな会話をしていたら、今日借りていこうと思っていた本を借りるのを忘れてしまった。
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Rmd(プロフ) - ゆず☆(サブ)さん» ありがとうございます！！ピッタシで読み終わったんですね！？びっくりです！これからも楽しんでいただけるよう頑張っていきます！ (2019年2月18日 9時) (
レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず☆(サブ)(プロフ) - 面白かったです！！ちょうど読み終わったのが夜の0時0分という！頑張ってください！！ (2019年2月18日 0時) (レス) id: 7b6e4089f1 (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - 百千さん» どの作品も好きと言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです(＞＜)そらるさんの作品また作ります！！是非こんな作品がいいぞ！ってものがあれば教えていただきたいです(^^)読んでくださりありがとうございました！！ (2019年2月17日 19時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
百千 - Rmdさんのどの作品も好きですがやっぱりこのそらるさんの作品が自分的に一番好きです！また、そらるさんの作品作ってくださると嬉しいです！これからも応援してます (2019年2月17日 18時) (レス) id: eaa0d175bc (このIDを非表示/違反報告)
Rmd(プロフ) - しろせさん» 読んでくださりありがとうございました！！涙が出てくるくらいおもしろいと言っていただけてとても嬉しいです！！！(^^)/ (2019年2月17日 12時) (レス) id: 4a935f5230 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rmd | 作成日時：2019年2月4日 21時
