【歌い手】俺、邪魔ではないんですよね…？ 3【BL】【男主】 (ページ29)

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#96　来訪者ページ29

n「ホントにいたよ、カグww」

あ「立派な家に住んでるんだなぁ」

突然来たのは、歌い手のなるせ(nqrse)と同じく歌い手のあらきさんだ。

なるちゃんの帰省ついでに、あらきさんもついてきたらしい。

ちなみになるちゃんと俺は“長崎出身歌い手”として、コラボすることもしばしば。

「……で?なんでここに?つか誰から住所聞いた…?」

気になるのはそこだ。

どうしてなるちゃんとあらきさんが俺の住所を知っているのだろうか

n「あ～…それは……ってしらばっくれても意味ないか、ころんくんに聞いた」

……………ころん…だと……!

「あいつ…東京に戻ったら、二度と動画の編集手伝わない」

そういうと、あらきさんは焦ったように謝った。

あ「本当に、ごめん!!これはなるせが言い出したことだから、ころんくんは見逃してあげて!!」

ホント、あらきさんはいい人だ。

今日のところはあらきさんに免じて、ころちゃんを許そう。

～そのときのころんくん～

こ「ﾊｲｯ!!どうもこんにちは、ころんkブエックション！！…あ“あ“撮り直しじゃん!!」

きれてた(笑)

～～～

要するに、この二人は観光しに俺の家に来たらしい。

ただただ、迷惑←

だが一時間もすると飽きてきたらしく

n「ごめん、ここらへん観光してから帰るわ」

そう言ってまた東京で、と一度別れを告げた。

あらなるが見えなくなるまで見送り、家に入ろうとすると、突然、声をかけられた。

?「すみません、神楽坂A様は居られますか?」

声をかけたのは綺麗というより可愛い系の女性で二十歳位の人だ。

俺に用事だろうか?

「は…はい、俺ですけど…」

俺がそう答えると、その女性は大きく目を見開いたかと思うと、カバッと俺に抱きつきこう言った。

?「やっと会えた!!私の婚約者(フィアンセ)!!」