【歌い手】俺、邪魔ではないんですよね…？ 3【BL】【男主】

#94　許し ページ26

両親「「え……!!」」

言ってしまった。

ついに言ってしまった。

父「…お前、ゲイだったのか?」

父さんは真剣な目で俺を見つめている

「ゲイ…と言ったらそうなる。」

父さんは唾を飲み込む。

母さんは下を向いている。

「でも俺の彼氏はいい人なんだ。“天月”って知ってる?」

父「Aと同じ四皇の人だろう」

父さん、知っててくれたんだ。

「そう、そん人が俺の恋人。やっちゃ優しくて……これもお揃いでもらった。」

そう言ってネックレスを見せた。

「あまちゃんは俺にとって大切な人なんだ。好きなんだ。メンバーも応援してくれているし……」

そう言ったあと、俺は父さんの目を見て言った。

「別れろって言われても、別れるつもりはないけん」




しばらくの沈黙

父さんはやっと口を開いた。

父「今度、都合がついたらその人を連れてきなさい。お見合いはやめるように父さんから言っておこう」

父さんは笑いながら言った

「え、ホントに?やったぁ!!!」

そう言って喜んでいると、母さんが近づいて来て耳元でコソッと言ってきた

母「進展したら教えてね♪母さんそういうのだ〜い好き♪」

そう言ってルンルンで去って行く母さん

………え、

もしかしなくても母さん、腐女子?

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ラッキー歌い手

天月ｰあまつきｰ

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