２４．別れ話 ページ24
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ケンジとは７時に待ち合わせた。
静かな場所を避けたかったので居酒屋にした。
久しぶりにケンジの顔を見て、
(あんなに好きだったのになぁ)
ってすっかり過去形になってしまったわたしの気持ちに気づく。
背も高くて、１歳年上で、顔もわたし好みで、話も合った。
お互い、もう結婚も考えていい年齢のはずだったのに…
やっぱり男はカワイイ若い女の子が好きなんだ、と
あの時ケンジと一緒にいた女の子を思い浮かべる。
「久しぶり」とケンジは言った。
「久しぶり」とわたしも答えた。
ケンジは急に頭を下げた。
「あんな事して本当にゴメン」
わたしは言おうと決めて来た事を言った。
「わたし達、うまく付き合ってると思ってたのに。
他に好きな子が出来たならどうしてハッキリ言ってくれないの？
待たされたり騙されたり、最悪。もうウンザリだよ」
「オレ、どうかしてたんだよ。会社の後輩から猛プッシュされて、
ちょっとイイ気になってた」
「……」
「でも、あの子とは別に付き合ってないよ。やっぱりAと…」
「…会ってない間にわたしすごく考えたの。あんなシーン見せられて、
やり直すとか、わたし出来ない」
「A！」
「なんか、涙と一緒に愛情が消えちゃったカンジ」
わたしがハッキリ言うとケンジが黙り込んだ。
長い沈黙の後、ケンジが言った。
「なんで松潤がお前といるの？」
やっぱり聞いてきた。
言葉を選んで慎重に言う。
「……友達なの」
「そんな話、聞いてなかったよ！お前、芸能人に声かけられて、
あっさり乗り換えようって事だろ？」
「はぁ？悪いけど、彼とはそんな間柄じゃないから！」
わたしはバッグを持つとそのまま店からダッシュで立ち去った。
ムカムカして、怒りが治まらない。
二股かけるようなアンタとは違う。
わたしと潤はそんな仲じゃない。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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サアラ♪ - どきどきしすぎてやばいです！ありがとう！！ (2019年12月30日 21時) (
レス) id: b14abbe948 (このIDを非表示/違反報告)
aknightof(プロフ) - 自分の、好きな人が botに はまっています。 初め 焼きもち焼いていたんですが… 朝の挨拶来てもらうと 本当に 幸せな 気分になり 逆もありますが 夜も hattupiに させてもらってるのを 見て 自分も 幸せな 気分になれてます 素晴らしいと思います ありがと〜 (2015年7月11日 22時) (レス) id: 922c5cae7b (このIDを非表示/違反報告)
なおじろう(プロフ) - 今ね ようやく２回目に入りました やっぱりドキドキします 昼夜を問わず読み進めたこの7月 ２度目のデート たっぷり楽しませていただきますね！ (2014年8月1日 14時) (レス) id: b9bae47b5f (このIDを非表示/違反報告)
のあのあ(プロフ) - はじめまして！あらしっく友に紹介されて来ました！面白くて番外編まで一気に読破！！ニヤニヤしっぱなしでしたー！(笑) (2014年5月31日 13時) (レス) id: 396d53c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
みみこ(プロフ) - はぁぁ…もう、胸がいっぱいです… (2014年5月9日 23時) (レス) id: 875ee61b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みさみさ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=misayokohama
作成日時：2011年4月24日 21時
