君との奇跡。1stSeason* Yuto.N (ページ38)

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貴方side

慧「まずは、本屋行くからね？にっしーの写真集買いにいきますから！」

涼介「ほーかほーか！でも、今日は大変だったね～！｣

大貴「ねぇ！あの子、、鮎沢さん？マナー無さすぎだよね。」

慧「大ちゃん、前向いてて。危ない」

そう。大ちゃん先輩が助手席で
後ろに

侑李くん私山田さん

って座ってる

慧「着いたよ！ほれ！入るぞ～｣

中に入ると伊野ちゃん先輩が

「こっち！こっち！」と言って
写真集コーナーに連れてきてもらった

慧「どれー？にっしぃ、、にっしぃ、、と、、」

『あった！！』

にっしーの写真集を取ると
伊野ちゃん先輩が覗き込んできた

慧「それ、、？もう一冊、、あった！よし！貸して？レジ行こう」

『ホントありがとうございます！』

慧「いーのいーの！辛かったし頑張ったんだもん！ご褒美だよ！」

私の頭をポンポンと撫でてレジへと向かった

『侑李くん？』

レジの会計が終わって
お店の扉の前に
侑李くんが紙袋を持って

立っていた

侑李「これ。隣の店に売ってたからあげる。元気出して。」

私に「ん。」と押し付けた紙袋の中には
私の大好きなシュークリームが
入っていた

『いいの？侑李くん。』

侑李「Aには笑っててほしいの。」

『ありがとう、、！侑李くん！嬉しい！」

侑李「うん。行こ？伊野ちゃんごめんね？」

慧「別にいーよぉだ！」

そして、また、車に乗り込んだ