なんか原作進む毎に平凡からかけ離れてる気がするのは気のせいではないはずだ〜僕は三浦ハル〜

決心 ページ9

ユニ「あの…Aさん、私とAさんが
同類というのは……」

貴女「んー…まあ大した事ではないけどさー…」

チラリ、と外野を見る。

貴女「できればあまり人に言いたくない、
トップシークレットな事だから…」

ユニ「……そうですか。では、言える時になったらいつでも言ってくださいね＾＾」ﾆｺｯ

たぶん、ユニにも予想付いているんだろう。
僕が未来がわかる事に。
なんせあん時『γは無事』発言したからなー。

ユニ「あ、Aさん…これ、しばらく預かってもらえませんか？」

そう言ってユニが取り出したのは、

貴女「……これ……マーモンの…」

ユニ「しばらくでいいんです。それに…
きっと、私より貴女に預かってほしいはずです」

マーモン。
僕でいいのかな？
これから…僕がしようとしてる事は、
下手すりゃ子供も危険が及ぶ。
存在が世界に有害な僕で、大丈夫かな？

貴女「………うん、わかった。これは僕が預かるよ」

ユニ「ありがとうございます」

貴女「ううん、僕こそありがとう」

これで、心が決まった。
ユニは…護る。

リボーン「A、お前もこれ着けとけ」

これ、ノン・トゥリニセッテカバー？

貴女「ああ、助かるよ」

早速カバーを着けた。
……まあここアジトだからノン・トゥリニセッテ遮断されてんだけどね。

貴女「じゃ、僕財団に戻ってるから」

これ以上聞かれるとめんどうだし、財団に戻った。皆も同様に部屋に戻ったみたいだ。


雲雀side


リボーン「ヒバリ」

Aの話を聞いたあと、戻ろうと思ったら
赤ん坊に呼び止められた。

恭弥「なんだい、赤ん坊」

僕達以外誰もいない部屋。何か話か？

リボーン「……Aの事、覚悟しとけ」

恭弥「!?」

赤ん坊の顔は、真剣そのものだった。

恭弥「……覚悟、ってどういう事？」

リボーン「お前なら一目でわかっただろ。
……あいつ、顔が真っ青だろ」

恭弥「………え？」

どういう意味？
……いや、わかってる。
ここ(未来)に来てからAの顔色が優れない。
死人みたいに真っ青だ。
さっきも目眩がしたと言っていた。
本人は大丈夫だと言っていたけど＿＿
Aの事はよく知ってる。
大丈夫なワケがない。

リボーン「メローネ基地が潰れてノン・トゥリニセッテもかなり弱まっているらしい。
……が、いくら弱まっていてもオレ達アルコバレーノには有害だ。大なり小なり害はある。
地上散策の時も、
カバー無しでノン・トゥリニセッテを浴びた」

『ただで済むはずがねぇ』

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