なんか原作進む毎に平凡からかけ離れてる気がするのは気のせいではないはずだ〜僕は三浦ハル〜

博物館に展示されてるミイラの気持ちも考えろ!!死んだと思ったらその死体を多くの人間に見られるんだぞ!!死んだのに休まらないってどーいうこった!! ページ35

不動産屋で僕ごと不動産屋を吹っ飛ばそうとした辺り、おそらく白蘭から『僕の身柄の確保』を優先するように言われているのだろう。
即ち、『生きてさえいればどんな状態だろうと構わない』という事。
桔梗達が独断で行ったという可能性は低い。
あいつらには、白蘭の恐ろしさがしっかり染み付いている。ヘマをすれば命はない事ぐらい考えずともわかる。
同時に、僕に身を護る術があると知っての行為という線も薄い。羽織を使った時の表情を見ればわかる。何より、計算高い桔梗の指示だ。あいつがそんな無謀な賭けをするなんて宝くじ一等当てるよりありえない。
と、いうことは…白蘭の命令以外ない。

桔梗「ハハン」

桔梗がその鋭い爪で僕に襲いかかる。
刀を抜いて受け止める。しばらく拮抗したあと、
不意に刀の力を抜いた。予想してなかった桔梗はバランスを崩し

貴女「甘いね」

後ろから僕を襲おうとしたスピノサウルス数体もろとも、斬撃の餌食になる。スピノサウルスを盾にしたようだが、桔梗も多少のダメージを負ったはずだ。
こちとら技も炎もない、純粋に経験と実力と運がものを言う時代から先頭きって斬ってんだ。
技に頼りきる事はしない。
そんな戦場に、突然眩しい程の光が発せられた。
『この先』を知ってる僕は、すぐさまボンゴレリングを外した。
彼、パラレルワールドの白蘭であった存在、
GHOST(ゴースト)に炎を与えないように。
ベルやおっさん(名前なんだっけ)が攻撃をするが、体そのものが炎のゴーストに効くわけがない。
僕はさりげなくブルーベルの側に移動する。
瓜が瀕死といえど生きてるのは不幸中の幸いだ。下手すりゃ炎を吸われミイラになってた。

貴女「よけろ!!」

ゴーストから触手のような光が伸びる。
ブルーベルに向かったものを、僕が刀で受け止める。凄まじい吸引力。ダ○ソンも真っ青である。
この時僕は、ゴーストを
進行経路にある邪魔な『障害物』から
自分に害を為す排除すべき『敵』と認識した。
しかし、中に巣くっている獣を起こさぬように、慎重に。

貴女「ブルーベル！修羅開匣を解除して!!」

ブルーベル「な、なんで敵の言う事を…」

貴女「見てわかんねーか!?こいつは、敵味方関係なく炎を吸い尽くすぞ!!
てめーらもだ!!」

ゴースト以外のこの場にいる全員に警告する。

貴女「ミイラになって博物館に展示されたくなきゃ、今すぐリングを外せ!!
できるなら匣兵器も戻せ!!
こいつの前には、ブルーベルの絶対防御領域も意味を成さない!!」

いつの時代もどの世界も頑固意地っ張りは死亡フラグ→←死んだと思った奴が生きてた時の対処法は、生きていた事をなかった事にして棺桶に入れる

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