なんか原作進む毎に平凡からかけ離れてる気がするのは気のせいではないはずだ〜僕は三浦ハル〜

シリアスからのラブラブ回 ページ12

恭弥「A？」

貴女「きょ、ちゃ…？」

恭弥「何で泣いてるの？」

きょーちゃんに言われて頬に手をやると、
確かに涙でぬれていた。

貴女「…さあ…何でだろ」

頭が痛い。
ノン・トゥリニセッテは確かに僕を蝕んでいた。

貴女「二葉が寝れないって言うから、
少し絵本を読んでたんだ…」

きょーちゃんは少し目線を外してルナを見た。

恭弥「……体調が悪いのに炎使うなよ」

あり、バレてる？

貴女「はは、大丈夫「嘘」え？」

恭弥「具合悪いんだろ。いいから寝なよ」

貴女「もう少ししたら「咬み殺す」おやすみなさい!!!」←

まあ布団はあるから寝れるけど…。
逆らうと怖いから大人しく布団に潜る。
きょーちゃんは布団の横に座った。

貴女「……」ｳﾄｳﾄ

体は正直なもので、疲れていたからか布団に潜って一分とかからずウトウトしてきた。

恭弥「……僕、そんなに頼りない？」

貴女「え？」

恭弥「さっきの話」

ああ…心配かけたくなかったんだけど。
むしろきょーちゃんは頼れる男だよ。
ツナ達にも頼りにされてる。

恭弥「何で言ってくれないの」

貴女「……心配、かけたくなかった。
きょーちゃんは…優しい、から……
皆も…優しいから、心配かけたくない」ｳﾄｳﾄ

あー…眠い。

恭弥「何も言われず突然危ない目に合われる方が心配なんだけど」

貴女「アハハ…その節は本当にご迷惑おかけしました」

恭弥「迷惑じゃない。むしろ突然居なくなられた方が迷惑。だから言って」

貴女「善処、します……」ｳﾄｳﾄ

きょーちゃんは少し笑って
『言わないと咬み殺す』
と言って僕の目を手で覆った。
あ、本格的にこりゃ眠いわ。
きょーちゃんも笑ってりゃイケメンなのに…。
いや笑ってなくてもイケメンか。

貴女「きょーちゃん……」ｳﾄｳﾄ

恭弥「何」

貴女「……＿＿＿…」

眠りに就く前に発した言葉。
きょーちゃんに届いてますか。

『大好き』

恭弥「……僕は、愛してるよ」



夢の中で、この時代のきょーちゃんや弥生二葉に囲まれ幸せそうな笑顔を浮かべるこの時代の僕。
そっか、この時代の僕は残り少ない時間を
悲観せず幸せに生きることにしたんだね。
じゃあ僕もそうしよう。
最期まで、幸せに笑って生きよう。

『愛してるよ』

愛おしげに呟くきょーちゃんの声が聞こえた。


……………

最近Aさんが不憫すぎる←書いてんのはお前
とゆーわけでラブラブ回。

葉の音で起きるって寝不足にならないの？→←群青の心

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